700億円超の不正流出があったNFTゲーム『Axie Infinity』の運営、185億円を調達…ユーザー補償のため

Sky Mavisは、4月6日、1億5000万ドル(185億円)の資金調達を発表した。資金調達は暗号資産(仮想通貨取引所)のBinanceが主導、Animoca Brands、a16z、Dialectic、Paradigmらが参加している。

今回の資金調達は、3月23〜29日に発生していた同社運営の人気NFTゲーム『Axie Infinity』で起こった700億円超のハッキングによる不正流出で被害にあったユーザーへの補償に充てる。

1/ We've raised a 150 million USD funding round led by Binance.

The round combined with Sky Mavis balance sheet funds, will be used to ensure that all users affected by the Ronin Validator Hack will be reimbursed.https://t.co/oViPv4QrZ9

— Axie Infinity🦇🔊 (@AxieInfinity) April 6, 2022

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同社は引き続き、新たな攻撃を防ぐためのセキュリティ対策を施している最中だ。

『Axie Infinity』は、イーサリアムプラットフォーム上で「アクシー」と呼ばれる空想上の生き物を集めて育てる育成ゲーム。アクシーは収集や育成だけではなく、アリーナでのチーム戦やマーケットで売買・交換が可能になっている。稼げるゲームPlay to Earnの成功例としても有名で、フィリピンでは同タイトルをプレイし得た稼ぎで、家を建てたプレイヤーが現れたことでも話題になった。

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