バンナムHD、22年3月期の『ウルトラマン』の売上高は95％増の168億円と大幅増　国内外で好調の『ガンダム』も続伸　『DB』など有力IPも拡大

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バンダイナムコホールディングス<7832>は、この日(5月11日)、2022年3月期におけるIP別売上高を発表し、『ウルトラマン』が前の期比95.3％増の168億円と大幅に伸びたことを明らかにした。国内トイホビーも同63.2％増の80億円と好調だった。フィールズ<2767>が昨日(5月10日)、子会社である円谷プロダクションの業績が大きく伸びたと発表したが、パートナーとして玩具などを扱っている同社の業績も大きく伸びたことが伺える（関連記事）。

主力コンテンツも伸びた。まず、『機動戦士ガンダム』が同7.1％の1017億円だった。プラモデルやコレクターズフィギュア、キャラクターくじ等のハイターゲット層(大人層)向けの商品が、デジタルを活用した販売・マーケティングや、海外における展開の拡大により好調に推移したとのこと。このほか、『ドラゴンボール』や『NARUTO』『ワンピース』なども前年比でプラスとなった。

他方、『アイカツ！』や『プリキュア』『スーパー戦隊』は、グループ全体の売上高は前年比で若干のマイナスとなった。国内トイホビーは、『アイカツ！』が横ばい、『仮面ライダー』と『スーパー戦隊』『プリキュア』『ポケモン』がマイナスとなった。