ケイブ、買収予定のでらゲー関係者に1万1700個のストックオプションを発行　引き止めとインセンティブ施策として　潜在株式117万株、最大19.7％の希薄化

ケイブ<32760>は、この日(6月3日)、でらゲー代表取締役の家次栄一氏と従業員101名、外部協力者8名を引受先として、有償ストック・オプション(新株予約権)を発行することを明らかにした。発行個数は1万1700個で、総額1170万円で発行する。行使価額871円(調整の可能性あり)で、すべて権利行使されると、ケイブは総額10億1900万円を調達する見通しだ。9月3日に割り当てる予定。

本日発表となったケイブによる、でらゲー買収に伴う開発スタッフの引き止めとインセンティブ施策のひとつで、2022年8月に開催する予定の定時株主総会で決議する予定。潜在株式数は117万株で、発行済株式総数592万8000株に対する最大で19.74％の希薄化となる見通しだ。

付与の内訳は以下のとおり。

・でらゲーの代表取締役1名： 1720個
・でらゲーの従業員101名： 6690個
・外部協力者： 280個
・外部協力者(でらゲー元従業員)6名： 3010個

なお、今回調達する資金の使途は未定。資金調達を目的としたものでないうえ、権利行使を行うかどうかは新株予約権者の判断に委ねられているため、払込金額や時期を資金計画に織り込むのは困難とした。権利行使によって実際に払込がなされた時点で、その状況に応じて決定するとのこと。

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