ミンカブ、ブロックチェーン技術を用いたソーシャルメディアプラットフォームを手掛けるALISを買収

  • ミンカブ・ジ・インフォノイド<4436>は、10月4日、ブロックチェーン技術を用いたソーシャルメディアプラットフォーム「ALIS.to」を手掛けるALISの全株式を取得し、完全子会社化したことを発表した。取得価額は非開示。

    ALISは、ブロックチェーンを始めとする先進技術はもとより、ブロックチェーン技術を用いたソーシャルメディアプラットフォーム「ALIS.to」において、自社が発行するALISトークンを用いたユーザーコミュニケーションの活性化や有料コンテンツの醸成を含むトークンエコノミー運営ノウハウを有している。

    今後、ミンカブグループが運営する予定である国内最大級のブログサービスおよび業界トップクラスのアクセス数を有するニュースサイトなどを主体とした国内有数の総合ネットメディア事業展開において、ALISのトークン発行およびトークンエコノミー運営ノウハウを活用する。

    それにより、ソーシャル機能を有する資産形成情報メディア「MINKABU(みんかぶ)」を含め、優良なコンテンツ投稿者に対するユーザー間インセンティブや、配信されたニュースをSNSなどにシェアした際のデジタルインセンティブの導入のほか、ミンカブが5月に子会社化したミンカブWeb3ウォレットと連携した投稿者コンテンツのNFT化やそれに伴うソーシャルメディア内でのマーケットプレイス展開など、Web3.0時代におけるネットメディアの新たなユーザーエクスペリエンス創出を目指していく。

    なお、この子会社化によるミンカブの今期連結業績に与える影響は軽微なものであると見込みとしている。