ドリコム内藤社長、『GGGGG』へのNFTスキン導入の狙いは二次流通形成 一次流通の活性化につながる 100人同時対戦でのラグなしなど実験的な作品に

ドリコム<3793>の内藤裕紀社長は、新作スマホゲーム『GGGGG』について、タイトルから分かるように、5G回線が本格的に普及することを見込んで開発したタイトルであると明かし、100人が参加するバトルロイヤルゲームでタイムラグのストレスを感じずに遊べるという、新しい体験を提供したいと考えて開発したことを明らかにした。

本作では、アバターのスキン部分に関してNFTを導入することでも注目を集めたが、その狙いについて、二次流通市場の形成であると述べた。デジタルエンタメでは二次流通が盛り上がることによって、一次流通も活性化するものであり、これによって長く安定的にサービス提供が可能になる。

「ブロックチェーンゲームというと仮想通貨(FT)の利用がなかば必須と思われているが、最近ではNFTのみを導入するゲームが海外で登場している」と指摘。FTとNFT双方、あるいは片方を使うゲームが出てくる中、同社としてはチャレンジも含めてNFTだけを導入することにしたという。

なお、『GGGGG』については上期中のリリースを予定していたが、2022年12月までにリリースする予定に変更したとのこと。したがって、売上や広告宣伝費などは第3四半期から入ってくるようだ。

株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高108億円、営業利益22億8100万円、経常利益21億9200万円、最終利益11億5900万円(2023年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
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