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モバイルファクトリー<3912>は、4月25日、2023年12月期の第1四半期(1~3月)の連結決算を発表、主力の『駅メモ!(ステーションメモリーズ!)』がIPコラボなどで堅調に推移したほか、前年同期に投下していた「ユニマ」の広告宣伝費の減少もあって大幅な増益を達成した。
売上高6億7200万円(前年同期比3.2%増)
営業利益1億6300万円(同27.8%増)
経常利益1億5700万円(同23.3%増)
最終利益1億800万円(同23.7%増)
各セグメントごとの状況は以下のとおり。
①モバイルゲーム事業 売上高5億8700万円(前年同期比6.0%増)、セグメント利益1億6000万円(同1.4%減)
『駅メモ!』と『アワメモ!(駅メモ!Our Rails)』において、地方自治体や鉄道事業者との協業による地方創生、および他社IPとのコラボイベントを実施するなど、ゲームを継続して遊んでもらえるような施策を行った。また、『アワメモ!』については、3月よりおでかけポイント第2回オープンβテストを実施している。
②コンテンツ事業 売上高8400万円(同11.1%減)、セグメント利益5600万円(同1.9%減)
2022年12月にAndroid端末向け定額アプリ提供サービス「AppPass」が終了したことなどの影響により、自社で運営している各着信メロディサービスの課金会員数は緩やかに減少した。
③ブロックチェーン事業 売上高40万円(同81.5%減)、セグメント損益5300万円の赤字
ブロックチェーン事業では、QYSコインの「IEO」によるQYSコイン経済圏の形成を目指すにあたり、GMOコインと新規暗号資産販売の検討を行った。NFT関連事業では、「ユニマ」にてNFTの販売を行っているが、選択と集中を行い方針を変更しており、ゲーム特化型NFTマーケットへリニューアルを予定している。
■通期業績予想は変更なし
2023年12月期通期の業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。
売上高32億7000万円(前期比4.0%増)
営業利益8億9600万円(同3.7%増)
経常利益8億9600万円(同3.5%増)
最終利益6億2100万円(同11.4%増)
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912