Google Playランキングの1週間振り返り(23年7月1日～7日) 『FGO』首位独走、『モンスト』や『ウマ娘』アタックも及ばず

2023年7月1日～7日のGoogle Playセールスランキングでは、FGO PROJECT『Fate/Grand Order(FGO)』が首位を独走した。周年も控えており、まだまだ活躍が期待できそうだ。MIXI『モンスターストライク』や、Cygames『ウマ娘 プリティーダービー』がアタックしたものの、首位には及ばなかった。

平日の状況は以下のとおり。

■7月3日

7月3日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープした。

トップ10圏内では、セガとColorful Paletteの『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』が9位、バンダイナムコエンターテインメントとアカツキゲームスの『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が10位にそれぞれ飛び込んできた。

『プロセカ』は、6月30日より、イベント「一期一会な百鬼夜行！？」を開催するとともに、★4メンバーの出現率が2倍となった「カラフルフェスティバルガチャ」を実施していることが売上に大きく寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

一方、『ドッカンバトル』は、「七夕キャンペーン」を開催中で、LRまでドッカン覚醒可能な新SSR「【必勝の誓い】超サイヤ人4孫悟空」が登場した「ドッカンフェス」を実施していることなどが今回の順位上昇につながっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、PKシーズン「王師の証」を開始したQookkaの『三國志 真戦』や、アニプレックスの『ディズニー ツイステッドワンダーランド』などがトップ30に復帰した。

■4日

7月4日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、上位6タイトルの順位に変化はなく、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』の首位が続いた。

ランキングの動きで目立ったのは、前日の35位から23位に浮上してきたレベルファイブとNHN PlayArtの『妖怪ウォッチ ぷにぷに』だ。『妖怪ウォッチ ぷにぷに』は、7月1日より、「妖怪ウォッチ」シリーズ10周年記念イベントを開催しており、その中でZZZランク「アサシンエンマ」やZZランク「オロチ・祭」など、新キャラ4体の出現率がアップした「シリーズ10周年ガシャ」を実施していることなどが売上に寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、ディー・エヌ・エー（DeNA）<2432>とバンダイナムコフィルムワークスが6月28日にリリースしたばかりの新作『takt op.（タクトオーパス） 運命は真紅き旋律の街を』が48位とトップ50圏内まで上昇してきた。『タクトオーパス』は、6月30日に100万ダウンロードを突破するなど順調にユーザーのすそ野を広げているほか、App Storeでは既にセールスランキングでトップ30入りも果たしており、ここからさらに売上を伸ばしていくことが期待される。

なお、7月5日からは新イベント「巨人の凱旋」の開催も予定されている。

出所：Sensor Tower

■5日

7月5日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、7月3日18時より「巡霊の祝祭 第3弾」とピックアップ召喚を開始したFGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープした。

ランキングの動きで目立ったのは、前日の41位から16位に浮上してきたスクウェア・エニックスとアカツキゲームスの『ロマンシング サガ リ・ユニバース』だ。『ロマサガRS』は、7月3日より、「Sa・Ga33 周年記念 秘宝伝説祭」の第1弾を開始しており、その中で「Romancing祭 にんげんおんな編」と「Romancing祭 エスパーボーイ編」の2つを実施していることなどが売上に寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、Cygamesの『プリンセスコネクト！Re:Dive』が19位とトップ30圏内に復帰してきた。『プリコネR』は、期間限定ストーリーイベント「オーマの水からっぽ大作戦 秘密主義者と禁断の海」を6月30日12時より開催中で、イベントに登場する「ネネカ（サマー）」（CV：井口裕香）が期間限定キャラとして登場したピックアップガチャ7月3日19時より開始したことが今回の順位上昇につながっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、前日も取り上げたディー・エヌ・エー（DeNA）<2432>とバンダイナムコフィルムワークスの新作『takt op.（タクトオーパス） 運命は真紅き旋律の街を』は、42位と順調に順位を上げた。

■6日

7月6日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープした。

トップ10圏内では、COGNOSPHEREの『原神（げんしん）』が前日の18位から10位に浮上してきた。『原神』は、7月5日より、限定★5「エウルア（氷）」と「クレー（炎）」が復刻登場した2つのイベント祈願を開始していることが今回の順位上昇の原動力となっているようだ。

出所：Sensor Tower

また、バンダイナムコエンターテインメントの『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』が前日の40位から24位に上昇してきた。『デレステ』は、4人の期間限定アイドルが登場した「想いをのせて 星の花咲く七夕ガシャ」を7月4日15時より開催していることが売上に寄与しているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、バンダイナムコエンターテインメントの『転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚』がトップ30に復帰した。

■7日

7月7日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、トップ30圏内にほぼ動きがなく、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』の首位が続いた。

『FGO』は、7月5日20時より、期間限定イベント「ミスティックアイズ・シンフォニー ～妖しの森と麗しの足跡～」を開幕するとともに、新登場の期間限定サーヴァント「★5 (SSR)メドゥーサ(セイバー)」をピックアップした「ミスティックアイズ・シンフォニー メドゥーサ(セイバー)ピックアップ召喚」を開催しており、引き続き好調な売上を記録しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、無料ランキングに目を移すと、直近の新作の中でディー・エヌ・エー（DeNA）<2432>とバンダイナムコフィルムワークスの『takt op. 運命は真紅き旋律の街を』が2位と好調を持続している。『タクトオーパス』は、7月5日より、アニメ「takt op.Destiny」とのコラボイベント「巨人の凱旋」を開始しており、現在42位のセールスランキングもトップ30を目指す展開となるのか注目されるところ。

出所：Sensor Tower