BLOCKSMITH&Co.、エンジェルラウンドの投資家としてNTTドコモ・ベンチャーズが参画と発表

BLOCKSMITH&Co.は、この日(12月22日)、エンジェルラウンド(継続中)の投資家として、NTTドコモ・ベンチャーズが参画したことを発表した。出資額や出資比率などについては開示していない。

 

■NTTドコモグループとのシナジー効果を追求

現在、ブロックチェーンサービスは一般的な認知度がまだ低く、幅広いユーザー層への展開が課題となっている。今回のNTTドコモ・ベンチャーズの参画により、BLOCKSMITHとNTTドコモグループの連携を強化し、両社のシナジー効果の実現を通じて共にweb3のマスアダプションをめざしていく、としている。

また、BLOCKSMITHは独自の「顔認証Web3ウォレット」(特許出願中)の開発に取り組んでいるが、NTTドコモグループと連携することにより、より利便性・安全性の高いWeb3ウォレットの開発・実装や、ブロックチェーンゲームのセキュリティ強化などを推進していく。

 

■NTTドコモベンチャーズ Director 小竹 有馬氏のコメント

「NTTドコモグループは、多様なパートナーとともにweb3の普及および社会実装の加速に向けた取り組みを推進しています。

BLOCKSMITHの新サービスであるQAQAはWeb3の知識が無い方でも簡単に始めることができ、ユーザーが興味のある趣味やカテゴリーに関するクイズに答えることで、ランキングの上位をめざしたり、希少価値の高いNFTを手に入れたりすることができるサービスです。たくさんプレイすることでコミュニティの中で人気者になることができ、そのことがユーザーのモチベーションになるという、大変ユニークなサービスであると考えています。

Web3のマスアダプションのための大きなポテンシャルを秘めたサービスであり、弊社としてもしっかり伴走しながら、事業の発展をめざしてまいります。」

 

■資金調達の背景

今まで、親会社であるKLabと業者で且つ社長の真田哲弥が100%の資本を所有していたが、今回のエンジェルラウンドにおいて外部から初めて資本を受け入れた。BLOCKSMITHはWeb3関連企業としては異例の株式の上場を目指しており、今回の資金調達は上場に向けた資本構成と財務の強化の一環だという。調達資金はプロダクト開発、研究開発などに活用する。

BLOCKSMITHは、2023年1月にThirdverse社(現MintTown)に「キャプテン翼-RIVALS-」を提供するなど、ブロックチェーン関連の開発運用実績を積んできた。また、ブロックチェーンゲームの開発にとどまらず、2023年4月にはAI Laboを設立し、関連技術の開発にも力を入れている。

【これまでの参画企業】
・MZ Web3ファンド
・SBIグループ
・SAKURA UNITED PLATFORM
・Headline Asia
・ガバナンス・パートナーズ
・J-CAM
ほか

BLOCKSMITH&Co.

会社情報

会社名
BLOCKSMITH&Co.
企業データを見る