【レポート】大型リアルイベント「グラブルフェス2023」開催! 原作10周年を控えた『グラブル』の勢いは止まらない!


Cygamesは、1223日~1224日の2日間にわたり、大型リアルイベント「グランブルファンタジーフェス2023」を開催した。本稿では、イベントの内容をレポートしていく。

■2フロア2ホールを使ったビッグイベント「グラブルフェス2023

Cygamesは、1223日~1224日の2日間で、自社が運営するタイトル『グランブルーファンタジー』の大型リアルイベント「グランブルファンタジーフェス 2023(以下「グラブルフェス2023」)」を開催した。

東京ビッグサイトのに西ホールと南ホールを使い、1階と4階の2フロアに展示を分けるほどの大掛かりな開催となった。

今回の正面ゲートは西ホールの1階に設置され、2023年に実施した月末イベントシナリオのムービーが流れるゲートが迎えてくれる。これまでの大型ホールと違い、天日が差し込む明るい会場なのが印象に残る。



ゲートをくぐった先には初展示となる「スーパーアルティメットバハムート」の巨大バルーンがお出迎え。こちらも明るいところで見ると、ディティールが浮き彫りになって例年とはまた違った印象を受ける。



ゲートの裏には著名なイラストレーターからの寄贈イラストも展示されている。グランブルーファンタジーのコミカライズなどスピンオフ作品の作者も参加し、とても豪華な面々が並んでいた。


 

ホール内への入り口前には、リアルイベントには欠かせない寄せ書きコーナーが設置され、来場者からのメッセージが寄せられていた。開場は9時で、12時を回る頃にはご覧のように隙間なくイラストやメッセージが書き込まれている盛況ぶりだった。来場者の多さがここからもうかがえる。




西ホールの展示は、グラブルフェス名物のアトラクションコーナーの「十二神将 わくわく縁日」に加え、今回初登場の新アトラクション「十天衆のテラ・ヘッドクォーター」が展開されていた。

ここでは、アトラクションに挑戦してスタンプを集めたり、クリア条件を満たした人には景品がプレゼントされる。こちらも時間問わず長蛇の列ができ、人が途切れることなくあとランクションに挑戦していた。

●アトラクション
・シエテのウーノ危機一髪



・ソーンの弓射



・サラーサのニオ落とし



・カトル&エッセルの神経衰弱



・シスの動体視力トレーニング



・オクトー&フュンフのハイカラポップコーン


・モフモフわたあめ


・ジョイくん危機一髪



・ガルジャナのほねほねキャッチャー



・はこんで!ネズボール



・うしし♪なミルクボトルチャレンジ



・ねらって!がおがおハンマーゴング



・てやんでぇ!マコラのお団子遊び



ちなみに「十天衆のテラ・ヘッドクォーター」は、十天衆の本拠地である「テラちゃん」をモチーフにしたデザインになっている。



▲「十天衆のテラ・ヘッドクォーター」のコーナー内に飾られた大型の亀。こちらが十天衆のペットであり本拠地となっているテラちゃんだ。

「十二神将 わくわく縁日」の近くには、六竜が集まる屋台「ゐるなす」が出店。料理の細部まで再現された精巧で巨大なジオラマがフォトスポットとして注目を浴びていた。



VRを使い、グラブルキャラクターとの1対1で対面できる「VRガールズ」は今年が初出展。同時に、前回も体験できた「VR天司」は今年も実施されていた。「VR天司」の体験内容については、前回の「グラブルフェス2022-2023」レポートで詳しく紹介しているので、そちらを参考にしてほしい。VRコンテンツも今後の拡充が楽しみだ。




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リアルガチャコーナーも西ホール内に設置され、こちらも多くのプレイヤーが殺到していた。いくらあっても足りない「ダマスカス鋼」や「ヒヒイロカネ」の他にも、六竜や天司といった召喚石、リミテッド武器など豪華な賞品が手に入る。

リアルガチャに必要なスタンプは、本イベントのアトラクション参加や、SNSでのシェアによって集められ、イベントを楽しめば自然と溜まっていくという仕組み。最大で6回も回せるので、これだけでも元が取れてしまうぐらいのお土産が手に入ってしまう。




フードコーナー「グラサイキッチン出張所」もこちらの西ホールに設置され、アトラクションを遊び終えた来場者たちの休息所となっていた。

こちらでは、オリジナルのフードやドリンクを1品注文するごとに、オリジナルコースターが1枚プレゼントされていた。デザインは「グラブルフェス2023」オリジナルのものなので、ここでしか手に入れられない貴重品だ。





西ホールの奥は物販コーナーとなっており、小ホールを埋め尽くすほどの人が列を作りながら『グラブル』談義をしている姿が見えた。

物販の内容は今年も豪華の一言に尽きる。毎度のことながら目移りしてしまうラインナップで、もはやひとりでは買い切れないほど多彩なグッズの数に驚きを隠せない。

今回はVtuberタレント事務所「ホロライブ」とのコラボ商品も展開されていたため、ホロライブタレントのコラボ商品を求めて来場したVtuberファンの姿もあった。







これでようやく会場の半分というボリューム感に驚きつつ
4階へ。こちらはフードコーナーやフォトスポット、ゲーム試遊といったコーナーが設置されており、南ホールにはメインステージも設置されている。

西ホールに入ってすぐには20241月発売予定のアクションゲーム『GRANBLUE FANTASY: Relink』と、2023124日に発売された対戦型格闘ゲーム『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』の試遊コーナーが設置されている。

GRANBLUE FANTASY: Relink』は、発表当時から注目されているタイトルだけに、発売が目前となった今回のイベント会場でも試遊には人が集まっていた。こちらも前回の「グラブルフェス2022-2023」にて試遊レポートを掲載しているので参考にしてほしい。



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試遊スペースを抜けると、「グラブルフェス」ではお馴染みの、ゲーム内のロケーションを再現したフォトスペースとなっている。

「カリオストロの錬金実験室」や「シュピーゲルキャンプ場」では、オフィシャルキャストによる撮影会も行われており、それぞれのロケーションでキャラクターたちが過ごす様子も見られた。




向かいにある「カフェミレニア」は、同じくフォトスポットとして精巧に作られたジオラマ内で、フードやドリンクの販売も行われていた。


そのほか、恒例となっている撮影コーナーは今回も健在。前回好評だった「カナンの神殿」や「ルナールの鉄火場」も併設され、記念撮影を楽しむ来場者たちが集まっていた。

会場にはコスプレで参加しているユーザーも多く、これらのフォトスポットではコスプレイヤーたちが撮影を楽しんでいる姿が見られる。撮影に応じてくれる方もいるので、もし今後「グラブルフェス」に参加するなら、勇気を出して声をかけてみるのもいいだろう。



その奥には、こちらも恒例となっている武器の展示があった。今回はレヴァンスウェポンが初登場となっている。


今回は衣装の展示もあり、こちらに注目があつまっていた。


年表コーナーには新たに2023年のボードが追加された。9年の歩みをこうして物理的に見ると、改めて歴史の長さを感じられる。今後どこまで長くなっていくのだろうか。


西ホールを抜け、南ホールに向かうとメインステージがあり、こちらではオフィシャルキャストによるステージや、ARを使ったキャラクターライブ、公式番組「ぐらぶるTVちゃんねるっ!」のフェス出張版など、様々なイベントが開催された。

前回も大好評だったオフィシャルキャストによるファッションショー「Tokyobigsight Grandbluefantasy Collection」も開催され、こちら大いに盛り上がった。


以上が「グラブルフェス
2023」のレポートとなる。20243月には『グランブルファンタジー』は記念すべき10年目を迎えることとなる。ゲーム内にとどまらずリアルイベントの方でも様々な展開が期待される。今後の動向にも注目していきたい。

(取材・文 ライター:宮居春馬)


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