【連載】『消滅都市』ランキングイベントを総括ー第15回「イッツ・ショウタイム!」人気タマシイ発表&総合1位のA3さんによる使用チーム解説も

ドラマチックアクションRPGとして人気を博し、現在、700万ダウンロードを突破した『消滅都市』。同タイトルにおいて、2015年4月に行われた初のオフラインイベント「第1回 公式全国大会 ニコニコ超会議杯」で優勝したトッププレイヤー「消滅亭やまはん」が、ゲーム内で定期的に行われているランキングイベントの結果からキーとなったポイントを分析していく。
Wright Flyer Studiosの『消滅都市』において、4月23日~4月29日の期間、開催されていたランキングイベント「イッツ・ショウタイム!」。本稿では、今回のイベントにおいて「総合トップ100」で使われたタマシイや、ランキングを通しての総括をしていく。さらに、記事の後半では、本ランキングで総合1位を獲得した超絶トッププレイヤー「A3」さんが使用したチーム編成について、本人に直接お話を伺ってきた。


■イベント期間
2016年4月23日(土)14:00~4月29日(金)23:59

●ランキングイベントとは?
期間限定で開催される特別クエスト。クリア時に獲得できる「スコア」で、自身の割り振られたグループや、全国のユーザーと競い合うイベントとなっている。獲得したスコアや、最終的なグループ順位に応じて、「フクザワ」や限定タマシイをゲットするために必要な「ガチャ券」などの報酬が手に入る。
 

■「イッツ・ショウタイム!」のタマシイ使用数を集計


まずは、今回「総合トップ100」の中で使われていたリーダータマシイをチェック。

・「総合トップ100」人気リーダータマシイランキング

1位(77票):傾国の美女 楊貴妃
2位(12票):不思議な導き手 白ウサギ
3位(7票):征服の大王 アレキサンダー
4位(5票):火焔を宿せし猫少女 チヨ

(計101票)
※ゲーム内の「総合トップ100」では、101位まで表示されているため101人分で集計


続いて、「総合トップ100」の中で使われていたサブタマシイをチェック。

・「総合トップ100」人気サブタマシイランキング

1位(100票):非情のクィーン ハート
2位(99票):謎の美人ディーラー ミヅキ
3位(97票):神業ブレイカー チハル
4位(59票):鮮烈の強盗リーダー カレン
5位(35票):真紅のコールバーン
6位(7票):夏夜の想い人 エミ
7位(2票):傾国の美女 楊貴妃
7位(2票):火焔を宿せし猫少女 チヨ
7位(2票):超存在 タイヨウ
10位(1票):稀代の歌舞伎役者 ソメノスケ

(計404票)
※ゲーム内の「総合トップ100」では、101位まで表示されているため101人分で集計
 

■ランキングイベント「イッツ・ショウタイム!」を筆者が総括


1番人気は、77票を獲得した「傾国の美女 楊貴妃」(以下、楊貴妃)。アビリティ覚醒に「リーダースキル変化」が導入されたことで、今までのリーダースキルに加えて、アングラ系タマシイの攻撃力を最大1,3倍まで上乗せできるようになったことが人気の要因と考えられる。「非情のクィーン ハート」(以下、ハート)や「謎の美人ディーラー ミヅキ」(以下、ミヅキ)など、主力となる火属性タマシイにアングラ系が多い点も相性が良かった。



また、新たに登場した「不思議な導き手 白ウサギ」(以下、白ウサギ)をリーダーにしたチームが上位に目立ったのも印象的だった。3戦目に登場する高防御力の敵タマシイ「無重力の天使 メグ」は、「真紅のコールバーン」(以下、変異コールバーン)のスキルがあれば一撃で突破可能だったため、飛翔とチェインアップの効果を併せ持つ白ウサギのスキルを活かして、早めにチェインを上げる立ち回りがタイム短縮に繋がったと見られる。



一方、サブタマシイでは、ハートが100票、ミヅキが99票、「神業ブレイカー チハル」が97票と、上位3キャラまではほとんどのトップランカーが編成に組み込んでいた模様。残る一枠に「鮮烈の強盗リーダー カレン」(以下、カレン)が最も多く選ばれたのは、カレンのスキルで攻撃力を上げられるのが2回だったため、リーダー・フレンド共に楊貴妃を選択していたユーザーが楊貴妃のスキルに合わせるのにピッタリだったようだ。


 

■総合1位「A3」さんが解説する「このパーティのコンセプト教えましょか?」




今回、攻撃力を上げる役割を担う枠で最もトップランカーに使われていたのはカレンという結果だったが、総合1位を獲得した「A3」さんのチームを見てみると「夏夜の想い人 エミ」を採用している。最初は本人の推しキャラであるがゆえの意地かとも思えたが、しっかりと総合1位を獲得する辺り、やはり何か独自の意図があるはずである。票数を見ても7票と決して多くない数字のエミをチームに入れた裏には、どのようなカラクリが隠されているのか……気になったので直接ご本人にお話を伺ってきた。
 
――今回、チーム編成にエミを採用されたのには、どういった経緯があったのでしょうか?


▲A3さんが使用していたチーム。

A3さん:最初の発想は、カレンだと楊貴妃のスキルを撃つときにしかカレンのスキルを活かせないのが勿体ないと感じたところからです。同時に、変異コールバーンでは楊貴妃とスキル使用可能になるタイミングが合わず、WAITの時間が長すぎると思いました。

攻撃力を上げる効果が「2,5倍」ではなく「2倍」でも突破できるということが分かってから頭に浮かんだのは、攻撃力アップに加えて「自分の攻撃力×4倍の火属性攻撃を行う」効果を併せ持つ「
狂乱のネコムート 超激ツヨ」(以下、ネコムート)の存在です。



ただ、これでは結局、楊貴妃のスキルを撃つタイミングでしかネコムートのスキルを使えないので、よりスキルの回転率が良いエミを使ってみるところに行きつきました。結果、エミのスキルで攻撃力が2倍になっているときに楊貴妃の通常攻撃でクリティカルが出ればボス戦にたどり着くまでのタイムを短縮できるほか、1戦目に現れる「猛獣使い マイ」を倒すタイミングをフィーバーが終わった後に調節できたのが非常に大きかったです。

 
■著者 : 消滅亭やまはん(@yamasuwa
「寝ても覚めても『消滅都市』」をモットーに生きるプレイヤー兼編集者。『消滅都市』歴2年1ヶ月。ゲームを始めてすぐに「伝説の刑事 リョウコ」に出会い、恋に落ちる。その後、「第1回 公式全国大会 ニコニコ超会議杯」で優勝し、「唯一帝 ナポレオン」を所持する世界で唯一のプレイヤーとなった。

■協力 : A3さん(@AAA_104me2
「第2回 公式全国大会 TGS2015杯」出場者。『消滅都市』歴1年9ヶ月。お気に入りのキャラは「お祭り好きのエミ」で、本人もお祭り好き。ランキングイベントにおいて、これまで総合1位を5度獲得している超絶プレイヤーである。先日まで自宅にWi-Fi環境がないことに悩まされていたが、遂に意を決して設備を整えたとのこと。

■バックナンバー
第1回「コール ミー クイーン!」総合トップ100の人気タマシイを発表
第2回「守るために ver.1.1」総合トップ100の人気タマシイを発表
第3回「最高の笑顔を」総合トップ100の人気タマシイを発表
第4回「おひるね猫奇譚」総合トップ100の人気タマシイを発表
第5回「天使の微笑み」総合トップ100の人気タマシイを発表
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第7回「必殺!!女子高生」総合トップ100の人気タマシイを発表
第8回「私を忘れないで ver.1.1」総合トップ100の人気タマシイを発表
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第10回「孤独なマスカレード」総合トップ100の人気タマシイを発表
第11回「神に選ばれし一族」総合トップ100の人気タマシイを発表
第12回「まげたいわたし」総合トップ100の人気タマシイを発表&総合1位を獲得したA3さんの解説も
第13回「おひるね猫奇譚」総合トップ100の人気タマシイを発表
第14回「開眼の闇気功師 ver. 1.1」総合トップ100人気タマシイを発表


 
■『消滅都市』
  

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会社情報

会社名
株式会社WFS
設立
2014年2月
代表者
代表取締役社長 柳原 陽太
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