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【Metapsセミナー①】「台湾人スタッフが日本国内から運営する」 ワンダープラネット久手堅氏が語る『クラッシュフィーバー』の海外展開

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メタップス <6172> は、2月23日、東京都内で、ゲームデベロッパーに向けのセミナー「~世界で戦う!~月商150億円スーパータイトルの海外戦略」を開催した。セミナーでは、中国と韓国、台湾からのゲストが登壇し、各国の市場環境と攻略のための戦略を語ったほか、ワンダープラネット取締役兼執行役員COO(最高執行責任者)の久手堅憲彦氏が海外進出にあたっての取り組みを語った。今回はワンダープラネットの講演をレポートする。


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ワンダープラネットの代表作といえば、2015年に日本国内でリリースした『クラッシュフィーバー』だろう。同社は、国内で展開し人気を集める一方、海外展開も強化しており、2016年5月より、台湾と香港でローカルパブリッシャーを使わずに運営して、成功を収めた。台湾と香港のAppStore売上ランキングで1位を獲得したほか、Google Playでも2016年のベストゲームのひとつに選出された。久手堅氏がそんな『クラッシュフィーバー』の海外展開でのポイントを説明した。
 


同社が海外展開にあたって、ローカライズが重要と考え、以下のポイントを重視したという。

・マーケットサイズ
・コンテンツの親和性
・マーケティング効率性

ただし、台湾と香港版は日本語版がベースとし、大規模なカルチャライズは施さなかったとのこと。そして、日本のゲーム運営を知っているユーザーが多いため、日本の運営の後追いでイベントが行われると考え、運営スケジュールが見透かされていると感じたそうだ。そこで、イベントの開催内容をあえて日本と変えるなど、現地の予想を裏切ってサプライズをいかに与えるかに注力した。予想は裏切っても期待は裏切らないということだ。

また、他のスマートフォンゲームは、台湾でリリースする場合、現地のパブリッシャーなどと組んで運営することが多いが、同社では、海外展開は日本のオフィスから行っているという。今回の場合、日本のオフィスに在籍する台湾人スタッフが運営を行うことになる。他社ではなかなかみられない、ユニークな運営手法であるといえよう。
 


またプロモーションを行うにあたってFacebook広告が効果的だった。リリースから2カ月で100万ダウンロードを突破したが、運用型の広告からの流入の7割がFacebook経由だった。これ以外に、Googleやローカルメディア、テレビCMなども行い、4ヵ月で200万ダウンロードを突破した。「台湾の人口が2000万人強ということを考えると、ある程度のユーザーは取れた」という。
 


このほか、先日開催された「台北ゲームショウ」の開催に合わせて、オフラインイベントを実施した。ゲームについては、東京のオフィスから運営しているものの、「できるだけローカルパブリッシャーのように、ユーザーとの距離を感じさせないようにしてきた」。コミュニティを大事にし、ユーザーのロイヤリティや、結びつきをキープしていきたい、と述べた。
 


なお、2016年末には多言語対応版のグローバル配信を開始した。東南アジアのマーケットにプライオリティを置いていたが、3Dゲームが主流で競争の激しい市場と考えていた韓国と米国版が「フタを開けてみると調子がいい」という。このため、韓国版については、韓国市場ならではの特徴もあるため、韓国語版を別バージョンとし、韓国人スタッフを揃えて国内で開発・運営を行う体制に変更したそうだ。

アメリカの広告クリエィティブに関する学びもあった。アメリカでは広告はシンプルにした方がいいといわれていたが、久手堅氏はその理由がわからなかったそうだ。実際、シンプルなものが効果的だったのだが、日本語を含む漢字圏の場合、漢字を見ただけで瞬間的に内容が理解できるため、テキストは長くてもいい。しかし、アルファベット単体だと意味がなく、コンテキストがあって文章が理解ができる。このため、瞬間的に意味が理解できるようにシンプルなものが好まれることがわかった。
 


最後に久手堅氏は「自分たちでパブリッシングを行い、自分たちの責任で自分たちでリスクをとって攻めて、数字を見てジャッジメントしてきた。LINEさんとのタイトルを出したが、IPや作品を多く持つ他社と異なり、グローバルで攻めるには『クラッシュフィーバー』しか選択肢がない。現地のユーザーとの関係性を深めたり、スケールさせたりするところで壁にぶつかるかもしれないが、ローカルパブリッシャーやメディア、代理店と協力して解決しアグレッシブに攻めていきたい」と述べて講演を終えた。


 
(編集部 木村英彦)
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企業情報(ワンダープラネット株式会社)

会社名 ワンダープラネット株式会社
URL http://wonderpla.net/
設立 2012年9月
代表者 常川 友樹
決算期 8月
直近業績
上場区分 非上場
証券コード

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