【決算カレンダー】ゲーム関連企業の23年1～3月の決算発表が来週24日からスタート　発表ピークは5月11日、12日　『メメントモリ』で業容急変貌のBOIは12日の予定

ゲーム関連企業の2023年1～3月の決算発表シーズンが来週24日よりスタートする。今回先陣を切るのは4月24日に発表を予定しているコーエーテクモHD<3635>で、GW前の4月中には同社のほかモバイルファクトリー<3912>（25日）、サイバーエージェント<4751>（26日）、enish<3667>（28日）、Aiming<3911>（28日）、セガサミーHD<6460>（28日）、ソニーグループ<6758>（28日）といったところが発表を予定している。

発表が本格化するのはGW明けとなる5月8日からで発表のピークは5月11日と12日の2日間となってる。特に11日には、グリー<3632>、KLab<3656>、ネクソン<3659>、オルトプラス<3672>、ガンホー<3765>、ドリコム<3793>、カヤック<3904>、アカツキ<3932>、東映アニメ<4816>、マーベラス<7844>、コナミグループ<9766>が発表を予定しており、近年でも稀なレベルの発表集中日となっている。

さて、そうした中で今回の1～3月決算で最も注目されるのは、5月12日に第2四半期決算の発表を予定しているバンク・オブ・イノベーション（BOI）<4393>だろう。BOIは、2月に発表された第1四半期決算では、10月18日にリリースした新作『メメントモリ』のワールドワイドでのヒットにより、売上高が前年同期比17倍となるなど、まさに業容様変わりと言える大幅な増収増益を達成した。『メメントモリ』は、リリース当初の勢いはやや減速したものの、その後も順調な推移を見せており、今回の第2四半期決算ではその勢いをどこまで持続しているのかをじっくりと見極めたいところだ。

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