★スマホesports★戦の時間だバカ野郎!、ヤルキマントッキーズに関するスマホアプリ&ソーシャルゲーム連載記事

Custom Search
企業データベース
業界求人情報
TOP > 記事 > 【連載】★スマホesports★戦の時間だバカ野郎! 第19...

【連載】★スマホesports★戦の時間だバカ野郎! 第19戦「ゲームのプロライセンスに関して」

リスト
このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 企業データ


お疲れ様です。板垣です。

まずは、直近のチームポノスの大会結果です。

「カプコンカップ2017の最終戦にて、もけ氏が世界4位」
「NEC18にて、ガリレオ氏が準優勝」


そんな感じです。応援ありがとうございました!

最近、本当によくお声がけ頂きます。嬉しいです。

さて、今日は、今話題になっているプロゲーマーのライセンス制度に関して、いくつか気になったことがあるので、メモしてこうかなと。

各所で賛否両論出てますが、結局は何が肝なのでしょうか?


 
● プロライセンス?

プロライセンスとはそもそも何なのでしょうか?

ライセンスということは、免許。

ってことは、免許を持ってる人だけがプロと呼ばれることになるのでしょうか?

 


今までのプロゲーマーといえば、スポンサーだろうが、賞金ゲットだろうが、「特に手段は関係なく、ゲームをプレイする事でご飯を食べている人」がプロと呼ばれていたのかなと。(ザックリですが)

そこに免許という定義を導入すると、免許を持っているかどうかで、プロかプロじゃないかが決まってしまうように見えますよね。

この辺の話を考える時、それぞれの方面から見る必要があるのかなと思います。ザックリ、下記の4つの視点が必要かなと。

・プロゲーマー側の視点
・ゲーム作ってる側の視点
・ゲームを使ってイベント開く側の視点
・コミュニティ側の視点



 
● プロゲーマー側の視点

ライセンス持ってる人がプロと呼ばれる制度になるのであれば、当然の疑問が芽生えます。

「ライセンスを取れば、それで食べていけるということ?」

コレですよね。

医者や弁護士の場合、「ライセンス取ればそれが仕事に直結」し、それで食べていける仕組みが存在してますもんね。

プロライセンスという言い方である以上、プロリーグ的な仕組みが用意されていたり、国内での賞金大会が頻繁に開催されたり…。

それだけで食べていけるような仕組みができることを期待しちゃいますよね。(すぐには無理だとしても、その可能性を感じさせるような座組提案があるといいなと)

それとも、運転免許のような軽めのライセンス制度の方向性なのでしょうかね?

例えば、ストリートファイターVなど、すでに海外でのプロツアーが存在しているようなゲームの場合だと、プロゲーマー的には、

「日本がどうなるかは分からないけど、今の所、海外の大会で食べてるわけだし、プラスαで日本でもちゃんと食えるようにしてくれると、さらに嬉しいね」

みたいな温度感になりますよね。

弊社のもけ選手にとっても、そこは気になる所です。いずれにせよ、その辺りの期待に応えられるような仕組みになるかどうかが、肝なのかなと。

 


 
● ゲームを作ってる側の視点

まず、作ったゲームを世に広めて行く方法の一つとして「賞金大会を開催する」という手段がありますよと。で、実際に大会を開く時に問題となってくるのが、賭博法違反や景表法違反や風営法違反などです。ザックリですが、その辺の見解が難しく、中々賞金大会を開催することが難しいのが現状です。

(↓賞金大会に関する板垣の見解はコチラ↓)
http://gamebiz.jp/?p=176022

というわけで、作ってる側が気になるのは、

「今後は、自社ゲームで賞金大会を主催しても大丈夫になるんですか!?」

という所ですね。

今までは…弊社で例えると、「自社で『にゃんこ大戦争』の賞金大会を開催するのは条件が多いけど、TOYOTAとか、SONYとか、第三者が大会を開くのは自由だよ」となっていました。かといって、第三者が大会を開くメリットがなかなかないので、日本で賞金大会が開かれることが少なかったのかなと。

そこが、「プロライセンスを取得した人向けだったら、自社ゲームでも賞金大会を開催してもOKになる」というイメージなんですかね?  であれば、どの会社の何のゲームがプロ向け大会開催できるのか? というのが気になりますよね。

先日発表されたタイトルは、

・ウイニングイレブン2018
・ストリートファイター5 AE
・鉄拳7
・パズル&ドラゴンズ
・モンスターストライク

でした。

つまり、「それ以外のゲームは今までと同じ」という話。今後、該当タイトルが増えていくとは思うものの、割と選ばれるかどうかで死活問題になってくる会社もあるような気もします。ゲームを作ってる側的には、

「単純に、自分たちの作ったゲームがプロ競技化されるのは夢があって面白そう! ただ、選定基準が分からないなぁ」

って感じでしょうか。

なので、各社が納得して望める選定基準かどうか、が肝になりそうですね。
 


 
● ゲーム使ってイベント開く側の視点

イベント運営会社的には、今後イベントが増えていくことになると思うので、嬉しい話ですよね。(間違ってたらゴメンナサイ!)

ただ、気になるのは、

「今までやってた賞金大会と、プロ用の賞金大会って、どの辺が違うの?」

って所でしょうか。

今までは例えばですが、何かしらの賞金イベント大会があるとして…大会に出て、負けて、その後最後まで大会を見て帰る、という流れがあったとすると、その人たちから観戦料をもらうことはできませんでした。参加した人からお金を貰ってしまうと、「参加者がお金を出し合って勝者が総取りした」となり、賭博法違反と見なされる可能性があるからです。

なので、スポンサーを探したり、別軸からのマネタイズを探ることが多かったのかなと。

そこが、プロしか出れない大会で、プロの大会を観戦しているという話であれば、サッカーや格闘技の観戦と同じなので、特に問題はありませんよね。

あと逆に、賞金なしのプロ大会を開催することは可能なんですかね?

例えば、有志がエキシビジョン系の大会イベントを開いたとして、そこに「プロということが理由で参加できない」みたいな話が出てきたりはしないんですかね?  

そういう意味では、今までのスポンサードメインの大会と、プロ用の大会の住み分けは、ものすごく重要な気がします。

住み分けすることで、それぞれの大会の価値も上がるでしょうし。

というわけで、

「プロ大会が開かれるようになると、何ができるようになるのか? そして、逆に何ができなくなるのか?」

という所が肝なのかなと。

 


 
● コミュニティ側の視点

各ゲームのファンコミュニティからすると、

「オレの好きなゲームがプロ化されるらしいぜ!」
「なんでオレの好きなゲームがラインナップされてないんだ!(怒)」


の2極化ですよね。

特にゲームセンター系のファンコミュニティからすると、「なんでこのラインナップやねん!」という話だったかなと。(ブレイブルーのガリレオ選手を抱えている我々からすると、「今後に期待」という感じですが)

とはいえ、コミュニティ側的に気になるのは、

「プロ化された後も、ファンコミュニティが蔑ろにされたりしないよね?」

という部分ですよね。

例えば、ボンちゃん選手がされているような、プロが各地を巡業して、プロと対決できるイベントが開催されたりだとか、各コミュニティの活性化に繋がる動きができると面白いですね。あとは、各地のコミュニティの中からプロが生まれたりするとテンション上がりそう。

ただ、今は情報がなさすぎて、胡散臭さが全面に出てしまってるのが残念です。

現状は、

「自分たちが遊んでるゲームがプロ化してくれると嬉しいなぁ。プロになれるんだったら、全力でそのゲームやるぜ!ただ、そもそもプロってどうやったらなれるの?何かの大会で優勝すればOK?ゲーム毎に違うの?」

みたいな感じですかね。

なので、プロライセンスの発行基準、ファンコミュニティとの関係性、その辺りが肝になってきそうですね。
 


 
● 個人的にはポジティブ

色々書きましたが、個人的な見解としては、ポジティブです。

いずれにせよ、「あんた、いつまでゲームなんてやってるの!」と母親に怒られていた世界が、「あんた、頑張ってプロを目指しなさい!」と応援してもらえる世界に広がりつつありますよね。ゲームが上手い人が、ヒーローになれる時代です。

詳細は、2018年2月の闘会議にて発表されるらしいので、情報を待とうかなと。
http://tokaigi.jp/2018/

ちなみに、弊社も出展する予定なので、ぜひお越しください!


 
【過去記事アーカイブ】

第18戦「CanadaCup2017を通して、思ったこと」
第17戦「東京ゲームショウ2017に行って思ったこと」
第16戦「プロゲーマーのセカンドキャリアに関して」
第15戦「フランスのESWCに参加してきた!」
第14戦「社内でガチの大会やってみたら、どうなるか?」
第13戦「esportsの、本質的な価値って何だろう」
第12戦「プロゲーマーに関して」
第11戦「闘会議2017に行ってきた」
第10戦「e-sportsの賞金大会に関する謎!!」
第9戦「G-Starに行ってきた。~韓国はe-sports先進国~」
第8戦「Nintendo Switchが賛否両論な件」
第7戦「今更だけど、東京ゲームショウに行った時の話」
第6戦「テクノスポーツを体験してきました!」
第5戦「e-sports大会のRAGEに行ってきた!」
第4戦「ポケモンGOをe-sports化したらどうなる?」
第3戦「ゲーム内に大会機能を同梱するのは、e-sports化の近道??」
第2戦「『にゃんこ大戦争』を、もしe-sports化しようとしたら、どうなる??」
第1戦「『クラッシュ・ロワイヤル』はe-sportsタイトルとなりえるのか?」


 
● 「チャンネル登録」よろしくお願いします!

↓カナダカップ2017の動画まとめはこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=NHrNLePwoCU&list=PLANfhCYEPLL_qY3EM26ohtIplhL5R7yqR

↓NEC18の動画まとめはコチラ↓
https://www.youtube.com/watch?v=qz3GYg6IPdk&list=PLANfhCYEPLL9TgPpNnIES579iGMifdYcl

 

著者
板垣護
ポノス株式会社、e-sports事業の総括。 兼、ヤルキマントッキーズ合同会社、CEO。
最近の一言
「2017年は良い年だった。2018年は飛躍の年になるでしょう!」
 
リスト
このエントリーをはてなブックマークに追加

あわせて読みたい( ヤルキマントッキーズ★スマホesports★戦の時間だバカ野郎!ポノス

企業情報(ポノス株式会社)

会社名 ポノス株式会社
URL http://www.ponos.co.jp/pc/
設立 1990年12月
代表者 辻子禮子、辻子依旦
決算期 11月
直近業績
上場区分 非上場
証券コード

Facebook

スマートフォンゲーム最新情報をシェア中

Twitter

毎日つぶやき!スマートフォンゲーム最前線!

はてブ

このエントリーをはてなブックマークに追加

毎日配信!スマートフォンゲーム最前線!

RSS

毎日更新中。スマートフォンゲーム最新情報

新着記事