ユナイテッド、クリック単価型アドネットワーク「AdStir CPC」を海外向けに提供開始

ユナイテッド<2497>は12月9日、スマートフォンメディア（WEB/アプリ）向けに、CPC（クリック単価）型アドネットワーク「AdStir CPC」の海外版の提供を始めると発表した。所有しているサプライサイド（媒体側）の広告管理プラットフォーム『AdStir』で提供する。
 
「AdStir CPC」は、ユナイテッド独自案件の他、複数のアドネットワークを組み合わせて収益性の高い案件を優先的に配信する、収益性と多様性の双方に強みをもつアドネットワークとのこと。これまで国内ユーザーのみに提供してきたが、今回、海外向けの提供を始める。スマートフォンメディア事業者は「AdStir」を使う事で、特別な設定をせずに海外ユーザーのエリアに最適な案件を自動的に配信する事が可能となる。
 
『AdStir』は2013年11月実績で2600を越える広告キャンペーンを配信、月間150億アドインプレッション(露出回数)を突破と急成長しており、利用メディアも11,000メディアを超えているとのこと。他社のデマンドサイド（広告主側）の広告管理プラットフォーム（DSP）とのRTB（Real Time Bidding、媒体広告枠を入札形式でインプレッション毎に買い付けを行う広告技術）接続も進めており、連携済みの7社と併せ、第4四半期（2014年1～3月）中までに10数社と連携完了する見込みという。