エムティーアイ、第1四半期は売上高9.5％増、営業益46.7％増と大幅増益を達成…第2四半期累計予想と2015年9月期通期予想を早くも上方修正
エムティーアイ<9438>は、2月4日、2015年9月期の第1四半期（10～12月）連結決算を発表、売上高82億900万円（前年同期比9.5％増）、営業利益13億3300万円（同46.7％増）、経常利益13億1500万円（同51.1％増）、四半期純利益7億6100万円（同78.8％増）と前年同期比で大幅な増益を達成した。
12月の商戦期にプロモーションを積極投入し、前期に設置した全国各地の営業拠点を起点とした各携帯ショップへのきめ細かなサポートを継続的に行い、スマートフォン有料会員数の拡大に注力。その結果、2014年12月末の同有料会員数は552万人（2014年9月末比12万人増）となった。
一方、フィーチャーフォン有料会員数はスマートフォンへの移行が進んでいるものの、純減ペースは鈍化傾向にあり、2014年12月末の同有料会員数は231万人（同15万人減）となった。
加えて、各主力サービスにおいて、顧客単価（ARPU)の向上を図っていることや、携帯キャリア系月額定額使い放題サービス向けの売上高が拡大したことにより、売上高は増収を達成。販管費の増加を適切にコントロールしたことにもあり、各利益項目は大幅な増益で着地した。
なお、同社は第1四半期決算の発表とともに第2四半期累計（10～3月）と、2015年9月期の連結業績予想の修正を発表。2015年9月期通期の予想については、売上高340億円（前期比9.7％増、従来予想比4.6％増）、営業利益42億円（同64.2％増、同37.7％増）、経常利益41億2000万円（同63.5％増、同37.3％増）、当期純利益22億7000万円（同69.7％増、同41.9％増)としている。
