韓国Com2uSは、2015年度第1四半期（1～3月期）の決算を発表し、売上高が937億ウォン（約103億円）<前四半期比：12％増>、営業利益356億ウォン（約39億円）<同：1％減>、当期純利益273億ウォン（約30億円）<同：18％増>で過去最高の四半期業績を記録した（※為替レートは1,000ウォン=109.70円で計算）。第1四半期の業績は、前年同期比で売上が345％、営業利益が1720％、当期純利益が2477％などと大幅に増加。営業利益は、第1四半期の国内外のマーケティング基盤強化のための積極的な投資拡大に前四半期比1％と微減した。
売上増加の要因は、世界的に成功を収めている『サマナーズウォー: Sky Arena』の継続的な売上成長に加え、『釣りオン！』『ゴルフスター』など既存ゲームの安定性、さらにグローバル市場で配信開始した新作『ソウルシーカー』のスマッシュヒットである。また、引き続き海外展開も堅調に伸びており、じつに全体の売上高のうち83％に相当する774億ウォンが海外市場からの売上だ。
決算資料によると、同社は今後の展開として『サマナーズウォー: Sky Arena』を安定的に成長させていくほか、RPGをはじめ、スポーツやカジュアルなど様々なジャンルのゲームを配信し、幅広いユーザー層に訴求していくとしている。
