アクロディアとGMOインターネット、「GMO mBaaS powered by backendless」の正式版をリリース　モバイルアプリに必要な機能をクラウドで提供

アクロディア<3823>は、GMOインターネット<9449>と業務提携し、共同で展開する「GMO mBaaS powered by backendless」（以下、「GMO mBaaS」）の正式版をリリースしたことを発表した。

今後、1500タイトル超のゲームアプリ運用実績を持つゲーム・アプリ開発者向けクラウドサービス「GMO アプリクラウド」の顧客をはじめ、国内のスマートフォンアプリディベロッパー向けに展開を図っていくとしている。

●マルチプラットフォーム対応。豊富なSDKを用意
「GMO mBaaS」では、iOSやAndroid用のSDK、REST APIだけではなく、Unity、Windows Phone、HTML5+JS、Adobe Flash/Air向けのオープンソースSDKまで幅広く用意している。また、今後はCocos2d向けのSDKも追加していく予定。

●バックエンド機能をフルパッケージ、個別にカスタマイズも可能
スマートフォンアプリに必要となるプッシュ通知、データストア、ユーザー管理といった基本的な機能のほか、位置情報検索やメディアストリーミングまで、豊富なバックエンド機能をパッケージ化して提供する。また、カスタムビジネスロジック機能で、各種mBaaS機能をカスタマイズすることもできる。

●国内データセンターの信頼性・パフォーマンス
「GMO mBaaS」は、1500タイトル超のゲーム・アプリ運用実績を持つクラウドサーバーサービス「GMO アプリクラウド」が採用している国内のデータセンターに設置をしている。海外のmBaaS事業者と比較して極めて低いレイテンシを実現するとともに、あらゆる災害に備えた堅牢なファシリティと強固なセキュリティ対策で顧客のアプリを守る。

※mBaaSとは
mBaaS（mobile Backend as a Service）とは、スマートフォンアプリ開発・運用上で必要となるサーバー側の機能をクラウド上で提供するサービス。あらかじめ、バックエンド機能として求められるプッシュ通知機能、データストア機能、ユーザー管理機能などが実装されているため、サーバー側の開発が不要となり、顧客はフロントエンドの開発に注力することができる。インフラや人件費などの開発コストを大幅に削減し、かつ、トレンドの変化が激しいスマートフォンアプリのマーケットへ迅速に参入することを可能にする。

 

「GMO mBaaS powered by backendless」