ブロッコリー、3~5月期は営業益41%減…新作販売の関連費用が増加 『うたプリ』CDは全てオリコンTOP10入り、『うた☆プリアイランド』は不振続く
ブロッコリー<2706>は、本日(7月10日)、第1四半期(3~5月期)の連結決算は、売上高16億1100万円(前年同期比5.2%増)、営業利益2億7000万円(同41.2%減)、経常利益2億6800万円(同41.5%減)、四半期純利益1億7400万円(同28.3%減)だった。
同社では、新作の発売に係る販売業務に関する費用などが増加したことなどにより、大幅な減益となった。主力商品の発売を下半期に比重を置いて予定していることなどで、利益は前年同期比では大きく下回ったが、期初計画に対しては、やや下回る程度で推移しているという。
部門別の状況は以下のとおり。
(コンテンツ部門)
女性向けコンテンツ『うたの☆プリンスさまっ♪』では、PSP『うたの☆プリンスさまっ♪All Star After Secret』を3月12日に発売したほか、4月から『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ アイドルソング』CDシリーズ7枚の発売を決定し、4月22日の『クロスユニットアイドルソング 一十木音也・四ノ宮那月』から、5月27日の『クロスユニットアイドルソング 聖川真斗・一ノ瀬トキヤ』まで計6枚を発売し、オリコン週間シングルランキングで全てTOP10入りした。
その他の女性向けコンテンツでは、株式会社MAGES.原作の『明治東亰恋伽』シリーズ第2弾、PSP専用ソフト『明治東亰恋伽 トワヰライト・キス』を4月23日に発売したほか、専属アーティスト蒼井翔太さんも4月22日に1stフルアルバム『UNLIMITED』を発売し、オリコン週間ランキング7位にランクインしており、2nd LIVE 『UNLIMITED』をTOKYO DOME CITY HALLで開催し、約4000名を動員した。
一方、スマートフォン向けゲームアプリ『うた☆プリアイランド』は、アプリ内のイベントやキャンペーンの実施・コンテンツの拡充なども行ったが、上昇トレンドにならず、初期費用・ランニングコストを吸収するには至らなかった。
また、男性向けコンテンツでは、トレーディングカードゲーム『Z/X -Zillions of enemy X-』シリーズのブースター第12弾『魔蠱の人形姫』を4月23日に計画どおり発売した。昨年以来の競合他社による多数の新規タイトル発売の中、前年をやや下回りながらも奮闘しており、今夏には様々な施策や新機軸の対戦形式を全国主要店舗に導入することを決定したという。
(リアルグッズ部門)
他社ライセンス製品は、男性向けコンテンツ市場がヒット作品に恵まれ活性化していることに伴い、新規アイテムの発案・発売により、大変好調に推移した。また、自社ライセンス製品では、『うたの☆プリンスさまっ♪』関連グッズが上記TVアニメ放映に伴い、店頭や通販での販売を強化したことで、好調に推移した。
2016年2月期の業績予想については、レンジ形式での開示としており、売上高が60億~80億円(前期比4.1%減~8.7%増)、営業利益が10億~15億円(同32.0%減~2.0%増)、経常利益が10億~15億円(同32.6%減~1.0%増)、当期純利益が7億~10億円(同22.6%減~10.5%増)を見込む。従来予想からは変更なし。
同社では、新作の発売に係る販売業務に関する費用などが増加したことなどにより、大幅な減益となった。主力商品の発売を下半期に比重を置いて予定していることなどで、利益は前年同期比では大きく下回ったが、期初計画に対しては、やや下回る程度で推移しているという。
部門別の状況は以下のとおり。
(コンテンツ部門)
女性向けコンテンツ『うたの☆プリンスさまっ♪』では、PSP『うたの☆プリンスさまっ♪All Star After Secret』を3月12日に発売したほか、4月から『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ アイドルソング』CDシリーズ7枚の発売を決定し、4月22日の『クロスユニットアイドルソング 一十木音也・四ノ宮那月』から、5月27日の『クロスユニットアイドルソング 聖川真斗・一ノ瀬トキヤ』まで計6枚を発売し、オリコン週間シングルランキングで全てTOP10入りした。
その他の女性向けコンテンツでは、株式会社MAGES.原作の『明治東亰恋伽』シリーズ第2弾、PSP専用ソフト『明治東亰恋伽 トワヰライト・キス』を4月23日に発売したほか、専属アーティスト蒼井翔太さんも4月22日に1stフルアルバム『UNLIMITED』を発売し、オリコン週間ランキング7位にランクインしており、2nd LIVE 『UNLIMITED』をTOKYO DOME CITY HALLで開催し、約4000名を動員した。
一方、スマートフォン向けゲームアプリ『うた☆プリアイランド』は、アプリ内のイベントやキャンペーンの実施・コンテンツの拡充なども行ったが、上昇トレンドにならず、初期費用・ランニングコストを吸収するには至らなかった。
また、男性向けコンテンツでは、トレーディングカードゲーム『Z/X -Zillions of enemy X-』シリーズのブースター第12弾『魔蠱の人形姫』を4月23日に計画どおり発売した。昨年以来の競合他社による多数の新規タイトル発売の中、前年をやや下回りながらも奮闘しており、今夏には様々な施策や新機軸の対戦形式を全国主要店舗に導入することを決定したという。
(リアルグッズ部門)
他社ライセンス製品は、男性向けコンテンツ市場がヒット作品に恵まれ活性化していることに伴い、新規アイテムの発案・発売により、大変好調に推移した。また、自社ライセンス製品では、『うたの☆プリンスさまっ♪』関連グッズが上記TVアニメ放映に伴い、店頭や通販での販売を強化したことで、好調に推移した。
■2016年2月期の見通し
2016年2月期の業績予想については、レンジ形式での開示としており、売上高が60億~80億円(前期比4.1%減~8.7%増)、営業利益が10億~15億円(同32.0%減~2.0%増)、経常利益が10億~15億円(同32.6%減~1.0%増)、当期純利益が7億~10億円(同22.6%減~10.5%増)を見込む。従来予想からは変更なし。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブロッコリー
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 鈴木 恵喜
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高65億6300万円、営業利益2億8300万円、経常利益3億1200万円、最終利益1億6800万円(2022年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2706