【ゲーム株概況(10/13)】外資の目標株価引き上げで任天堂が続伸 大幅減益＆通期下方修正のブロッコリーが急反落 enishとクルーズも大幅安
3連休明けとなる10月13日の東京株式市場では、日経平均株価は反落し、前日比203.93円安となる1万8234.74円で取引を終えた。10月に入ってからの上昇ピッチの速さに対する反動の売り物が出たことに加え、中国の9月の貿易統計も心理的な重しとなり、弱含みの推移が続いた。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、任天堂<7974>が続伸した。任天堂は、バークレイズ証券がレーティング「イコールウエート」継続ながら目標株価を1万8000円から1万9600円に引き上げたことが好感されている。
また、モブキャスト<3664>やDeNA<2432>、エイチーム<3662>、メディア工房<3815>なども高い。
半面、前週末に発表した2016年2月期の第2四半期累計（3～8月）の連結決算が大幅減益となり、通期予想の下方修正も行った（関連記事）ブロッコリー<2706>が急反落し、enish<3667>とクルーズ<2138>も大幅安した。enishは『ゆるかみ！』、クルーズは『FFグランドマスターズ』がそれぞれ直近にリリースされたことで、材料出尽くしとみた売り物に押される展開が続いている。ほか、コロプラ<3668>が売られ、シリコンスタジオ<3907>などがさえない。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブロッコリー
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 鈴木 恵喜
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高65億6300万円、営業利益2億8300万円、経常利益3億1200万円、最終利益1億6800万円（2022年2月期）
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2706
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎／代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円（2024年3月期）
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974