【ゲーム株概況(10/22)】スクエニHDとgumiが堅調 『FFブレイブエクスヴィアス』に期待　好決算・自社株買いのモバファクは上げ幅縮小

10月22日の東京株式市場では、日経平均は反落。前日比118.41円安の1万8435.87円で取り引きを終えた。前日の米国市場の下落に加え、短期的な過熱感がでていたこともあり、利食い売りや戻り売りに押されたようだ。決算発表シーズンが始まっており、個別銘柄は決算情報に左右される状況になるものとみられる。

ゲーム関連株は高安マチマチ。スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>がしっかり。この日（10月22日）、スマートフォン向けRPG『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』の配信を開始しており、業績拡大への期待から買いが入ったようだ。gumi<3903>も堅調だった。『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』は、gumi子会社のエイリムが開発を担当している。

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また、モバイルファクトリー<3912>は、後場に入って上げ幅を縮小した。同社は、この日、2015年12月期の営業利益予想を2億4000万円から2億5000万円に上方修正したものの、一部で観測記事が掲載されていたこともあり、目先材料出尽くしとなったもようだ。ただし、自社株買いを行うと発表したこともあり、売り一巡後は底堅く推移したようだ。

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なお、前日ストップ高となったネプロジャパン<9421>は引けにかけて上げ幅を縮小した。同社子会社のモバイル＆ゲームスタジオが開発を担当しているスマートフォンアプリ『星のドラゴンクエスト』がヒットしていることが材料視されているが、急騰後ということもあって利食い売りが出やすくなっているもよう。