Gunosy<6047>は、2016年5月期の連結決算を発表し、売上高45億9900万円（前の期比45.3％増）、営業利益5億6200万円（同195.7％増）、経常利益5億6600万円（同269.9％増）、最終利益6億0500万円（同344.8％増）と大幅な増益を達成した。
同社では、収益面に関しては、アクティブユーザー数の順調な積み上がりにより、Gunosy Adsが安定的な成長を達成し売上高が36億5000万円となったほか、提携メディア数の増加に伴い、アドネットワークに係る売上高が順調に伸長し、全体の売上を押し上げた。広告主は、「美容」と「健康」が増加したそうだ。
費用面は、引き続きユーザーの獲得のためテレビCMなどのプロモーション施策を積極的に展開し広告宣伝費17億4900万円を計上したほか、人材の積極的な採用を実施したことにより人件費が増加した。一方、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、回収可能性がある部分について繰延税金資産を計上することにし、法人税等調整額を1億2400万円を計上し、最終利益が同額増加したとのこと。
2017年5月期は、売上高65億0600万円（同41.5％増）、営業利益8億6400万円（同53.7％増）、経常利益8億6500万円（同52.7％増）、最終利益7億5100万円（同24.1％増）と引き続き増収増益を見込む。
