【ゲーム株概況(8/17)】モバイルファクトリーが大幅高…宮嶌社長がラジオNIKKEI「東証＋YOU」に出演　『ポケモンGO』のギネス記録で任天堂も堅調

8月17日の東京株式市場では、日経平均株価は3日ぶりの反発となった。前日比149.13円高の1万6745.64円で取り引きを終えた。為替の円高が一服したことを受けて、買い戻しが入り、先物主導で買われた。手掛かり材料に乏しく、薄商いの中、短期的な需給要因での上昇となったようだ。

こうしたなか、ゲーム関連株については、モバイルファクトリー<3912>が前日比で11％を超える上昇となった。前日比425円高の4200円と再び株価を4000円台に乗せた。この日、同社の宮嶌社長がラジオNIKKEI「東証＋YOU」に出演したことを受けて、買いが集まった模様だ。また、モーニングスターが新規「オーバーウエート」、想定株価レンジ4280-4620円でカバーを開始したことも支援材料となった模様。

任天堂<7974>も堅調。ギネスワールドレコードが『ポケモンGO』について、リリースから最初の1カ月の1カ月で最も収益を上げたモバイルゲーム（2億0650万ドル、約207億円）や、リリースから1カ月で最もダウンロードされたモバイルゲーム（1億3000万ダウンロード）など5つのギネス世界記録を認定したことが手がかり材料視されたもよう。業績への影響が限定的とみられているが、今後リリースするスマートフォンゲームが期待されているようだ。

他方、前日年初来高値を更新したドリコム<3793>は反落。前日、「ダービースタリオン」のスマートフォン版の正式タイトル決定と公式サイト開設が材料視して買われたが、この日は利食い売りに押されたという。