【速報2】ミクシィ、第3四半期の営業益は16％減の565億円…『モンスト』の売上減響く

ミクシィ<2121>は、2月9日、第3四半期累計（4～12月）の連結を発表し、売上高1429億円（前年同期比4.9％減）、営業利益565億円（同16.0％減）、経常利益560億円（同16.3％減）、最終利益388億円（同11.7％減）と減収減益だった。

 

主力スマートフォンゲーム『モンスターストライク』を展開するエンターテインメント事業が減収減益となったことが主な要因。同事業の売上高は1318億円（前年同期比6.1％減）、営業利益602億円（同14.3％減）だった。

同社によると、『モンスターストライク』は、年間の運営計画に基づき、国内外で、TVCMや屋外広告等のプロモーション、動画コンテンツの充実、eスポーツ促進を含むリアルイベントの実施、グッズの製作、映画や人気アニメとのタイアップなどに加え、オリジナルアニメの配信を行い、12月には「モンスターストライク THE MOVIE」を公開した。ゲーム利用者数は2017年1月には全世界で4000万人を突破した。

メディアプラットフォーム事業は、売上高111億円（同12.1％増）、セグメント利益14億円（同26.2％減）だった。「チケットキャンプ」は、6月に登録会員数が200万人を突破するなど流通総額と利用者数ともに順調に拡大しており、引き続き更なる利用者を獲得するためにプロモーション活動を実施し、積極的に広告宣伝費を増やしている。また、家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」は1月に利用者が100万人を突破し、TVCMの放映を開始するなど新規事業への先行投資を実施した。

なお、2017年3月通期は、売上高2060億円（前期比1.3％減）、営業利益860億円（同9.5％減）、経常利益860億円（同9.3％減）、最終利益590億円（同3.3％減）を見込む。従来予想から上方修正している。

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