App Store売上ランキングの1週間を振り返る…スクエニの新作『FFエクスプローラーズ フォース』と『刀使ノ巫女』が好発進！　『ドッカンバトル』が首位キープ

3月19日～3月23日のApp Store売上ランキングの動きを振り返ってみたい。この週のポイントは大きく2つが挙げられる。1つは、新作タイトルのリリースが相次ぎ、中でもスクウェア・エニックスの2タイトル『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ フォース』と『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』がともにトップ30入りを果たすなど好調なスタートを切ったことだ。また、韓国NEOWIZの『ブラウンダスト』も再びトップに入ってくるなど、新作タイトルの動きが目立った週だったと言えるだろう。

もう1つのポイントは、バンダイナムコエンターテインメントとアカツキ<3932>の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が1週間にわたって首位をキープしたことだ。これまでも何度か首位を獲得している本作だが、これまではイベント効果による短期間の首位獲得という形が多かった。そのため今回は初めてApp Storeだけでなく、Google Play売上ランキングでも同時に首位を獲得しており、その強さが際立つ格好となっている。

なお、バンダイナムコエンターテインメントが先日、事前登録を開始した「ドラゴンボール」の新作スマートフォンゲーム『ドラゴンボール レジェンズ』も事前登録数が早くも全世界で53万人を突破しており、「ドラゴンボール」の世界的なIPとしての強さもあらためて確認できた1週間だったのではないだろうか。

 
バンダイナムコエンターテインメントとアカツキ<3932>の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が土曜日の123位から一気に首位へと躍り出た。『ドッカンバトル』は、3月18日の“サイヤの日”を記念したドッカンフェスを同日のメンテナンス終了後より開始しており、ジレンと人造人間18号が新SSRとして登場しているほか、「【新たな力の脈動】孫悟空(身勝手の極意“兆”)【SSR】」などがピックアップされていることが売り上げにつながったようだ。
  出所：AppAnnie


 
miHoYoの『崩壊3rd』が前日の122位から18位まで急浮上した。『崩壊3rd』は、3月19日にVer.2.1アップデートを実施しており、S級戦乙女「第四代戦乙女装甲 影騎士・月輪 リミッター解除」が新たに参戦していることや、その「影騎士・月輪」と「戦乙女・迅羽」「雪地狙撃、銀狼の黎明」「戦乙女・遊侠」のみをピックアップした限定補給を実施していることが売り上げにつながったもよう。
  出所：AppAnnie


 
スクウェア・エニックスの新作2タイトルがともにトップ30入りを果たしたのが最大のトピックス。1つは、3月20日に正式サービスを開始したばかりの最新作『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ フォース』で、こちらは17位にランクインした。「ファイナルファンタジー」シリーズの最新作となるロール型本格マルチプレイアクションRPGである本作は、当初のサービス開始予定である3月15日から難産が続いたものの、まずは順調なスタートを切る格好となった。

もう1つは、3月19日に配信開始した『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』でこちらは3月20日の37位から24位に上昇し、トップ30入りとなった。現在ゲーム内では、新規ユーザー登録後の72時間限定の「スタートダッシュ召集」に加え、3月21日12時から初のゲーム内イベント「チーム対抗ホワイトデー大戦」と、「甘いひととき☆パティシエピックアップ召集 第1弾」を実施している。
  出所：AppAnnie


 
3位にNetEase Gamesの『荒野行動』が浮上した。『荒野行動』は、一時2位まで上昇する場面もあり、今後は初の首位獲得も見えてきそうな状況だ。なお、ゲーム内では、大規模アップデートを実施し、新銃器「M88C」の追加などが行われている。

また、任天堂<7974>の『ファイアーエムブレム ヒーローズ』が前日の54位から6位に急上昇した。『FEH』は、3月22日16時より、超英雄召喚イベント「兎たちの春祭り」を開催（関連記事）しており、アルフォンス、カゲロウ、カチュア、シャロンが春祭りの装いで登場したことが順位を押し上げたもよう。
  出所：AppAnnie