【SGI×スマアン調査】原作ファン納得のキャラやグラフィックも、バトルには改善を求める声　スマホゲーム『はいふり』ユーザーのプレイ状況とは

「Social Game Info」は、『スマートアンサー』との共同企画として「スマートフォンゲームのユーザー調査」を定期的に実施している。第4回として、アニプレックスの『ハイスクール・フリート 艦隊バトルでピンチ！』についてのユーザー調査を4月13日〜15日に実施した。

調査では『スマートアンサー』のユーザー2万2001人に本作で遊んでいるかどうかを質問し、遊んでいると回答のあった776名に1日あたりのプレイ時間や課金金額、ゲームの良いと思うところ、その他意見や感想を書いてもらった。アンケートの結果は以下のとおりとなった。


■1時間以上プレイする人は63.8％に上る　30分未満は21.5％
本作の利用者(n=776)のプレイ時間に関しては、「1～2時間」が24.5％で最も多かった。続いて「2～3時間」が24.0％、「30分未満」が21.5％、「3時間以上」が15.3％、「30分〜1時間」が14.7％と続いた。また1日1時間以上プレイすると答えた人は、63.8％と6割を超える結果となった。
 

■キャラクターの魅力が高評価、バトル(シングルプレイ)やグラフィックも人気
本作利用者(n=776)を対象に本作の良い点（複数回答可）をたずねたところ、「キャラクターが魅力的」と答えた人が29.4％と最も多かった。以下、「バトルが楽しい(シングルプレイ)」が22.6％、「グラフィックが綺麗」が22.0％、「ストレスなく遊べる操作性」が21.5％と、キャラクターやグラフィックといった点での高い評価と、遊ぶ土台となるゲームシステム部分が評価されているようだ。その他「いつでもどこでも手軽に遊べる」が21.1％、「好きな声優の声が聞ける」が20.4％、「原作の世界観の再現性」が20.1％と続いた。
 

■課金したユーザーが63.3％、1万円以上は35.3％に3割を超える
本作利用者(n=776)を対象に、本作で「いままでどれくらいお金を使ったか」を確認したところ、回答者の63.3％が実際に課金を行ったと答えた。うち、1万円以上と答えたのは35.3％だった。全体の内訳を見ると、「1～4万円」が18.4％と最も多く、「5千円未満」が15.9％、「5～9万円」が11.5％、「5000～9000円台」が12.1％、「10万円以上」が5.4％となった。
 

■世界観やキャラクターなど原作のファンからの高い評価、バトルは改善点を指摘する声も
最後に、本作への意見を自由に書いてもらったところ、良いと思う点と同様、世界観やストーリー、キャラクターなど評価する声が多く、その点については原作ファンとしての満足している声があった。

賛否分かれた部分ではバトル面での評価だろう。オートバトルで負けてしまう、忙しいときに気軽に遊べないと行った設計部分への意見があった。また上記の質問にある本作の良い点では、「PVPが楽しい」がその他を除いて一番低い評価になるなどバトル面においては評価の分かれる結果となった。

以下、代表的な意見を紹介しておこう。


【原作ファンも満足するキャラクターの魅力や世界観に高評価】
・アニメ『ハイスクール・フリート』のファンとして大満足です。
・アニメが原作のゲームにしてはしっかりしている。今後も頑張って欲しい。
・アニメ終了後も、『はいふり』が楽しめて嬉しい！
・キャラクターがかわいく、バトルが楽しいです。次のストーリー追加が待ち遠しいです。
・グラフィックが綺麗であることが世界観をイメージしやすくて魅力的だと思います。
・すごく楽しいしキャラクターも魅力的で最高です！
・「はいふり」の世界観が大好きなので嬉しいですね。
・好きなアニメがゲームになったので嬉しい


【バトルに関して】
・バトルでのオートプレイは確実に負けるので、戦力が弱いと厳しいです。またバトルでの動作もゆっくりしているため、忙しい時に気軽に遊べません。敵の必殺技発動時、味方側のコマンドが完全にロックされてしまうため、すぐに対応できないのも良くない部分です。せっかく絵はいいのに、バトル面は評価を下げる要素だと思います。音楽が原作のアニメ準拠なのは嬉しい部分です。アニメ原作アプリでも、音楽はオリジナルの音源でアニメの雰囲気を味わえないことが多いです。
・バトルは自分の艦船を出撃させて、相手の拠点を落とすのがとても楽しい。そして、自分だけの戦術が作れることも魅力。
・バトルが爽快でオリジナルストーリーが面白い。

【その他】
・キャラクターが可愛いのでプレイしていて楽しいです。操作性が楽なとこもいいと思います。