VR Japanとコニカミノルタジャパン、NTTドコモ、5Gを活用した共同実証実験で360°映像の大容量データの1秒以下の低遅延での配信に成功

VR Japanとコニカミノルタジャパン、NTTドコモ<9437>は、2019年12月に行われた「ドコモ5Gオープンラボ Yotsuya」での第5世代移動通信方式（5G）を活用した共同実証実験にて360°映像の大容量データを1秒以下という低遅延で配信することに成功したことを発表した。

実験では、コニカミノルタジャパンが提供する高機能ネットワークカメラの360°撮影映像を、VR Japanが所有する低遅延VRリアルタイム配信システムを用いてほぼ同時にVRゴーグルに配信した。360°映像のリアルタイム配信による双方向コミュニケーションが実現したことで、医療教育分野の遠隔教育ソリューションや、建設現場の安全管理における遠隔監視ソリューションなど、様々な社会課題解決への活用が期待されている。

今後3社は、2020年2月､5Gとセキュリティを強化するための「ドコモオープンイノベーションクラウド」を活用した共同実証実験を実施し、さらなる発展と実用化を目指していく。

また、本ソリューションを1月23日から24日に東京ビッグサイトにて開催するドコモのイベント「DOCOMO Open House 2020」において展示・紹介する予定だ。