コーエーテクモ、PS4『仁王2』の最新映像を公開! 「明智光秀」「松永久秀」「お市」ら登場人物や新ステージ「金ヶ崎」の情報も


コーエーテクモゲームスは、1月24日、プレイステーション4向けタイトル『仁王2』において、作中で描かれる大河ドラマの一端を視聴できる最新映像を公開した。

また、今年の大河ドラマの主役としても話題の「明智光秀」や、新たな登場人物として「松永久秀」「お市」、そして「金ヶ崎」といった新ステージに関する情報を公開している。

■『仁王2』ストーリー映像


●お市

織田信長の妹。尾張清洲城に暮らし、その美貌は傾国と噂された。新たに織田家に取り立てられた藤吉郎と主人公の活躍を見守る。のち兄、信長の意向により、近江国(現在の滋賀県)の浅井長政に嫁ぐことになる。


▲信長の妹、お市。戦国一の美女と称賛される女性で、さらに聡明でもあったという。しかし、美人薄命という言葉があるように、あまりに美しいその姿を見ると、不幸な運命の訪れを予感せずにはいられない。


▲お市のかたわらに「九尾」が姿を見せる。9つの尻尾を持った狐の姿をした守護霊で、世が転換期を迎える兆しとして現われると伝わる。戦乱の終わりが近いことを告げる瑞獣として崇められる一方、絶世の美女となって君主を惑わし世を乱す妖怪として恐れる者もいた。

●たたりもっけ

想いを残して死んだ霊が大量に寄り集まり、巨大なフクロウの姿をとった妖怪。東北地方の伝承では、惨たらしい手口で殺された者が怨みを晴らすために祟りを為すことをたたりもっけという。別の伝承では、嬰児の死霊がフクロウに宿って祟りを為すことをたたりもっけと呼び、フクロウのホーホーという声は死んだ嬰児の泣き声であると信じられた。


▲敵勢と妖怪の追撃から逃れ、断崖に囲まれた廃村にたどり着いた主人公と無明。巨大な骨が梁のように渡されており、ただの村とは思えない。


▲廃村の奥から、たたりもっけが姿を現す。無数の死霊を伴ったこの妖怪が、生み出された原因となった場所なのだろうか。


▲たたりもっけは妖しく輝く三眼を見開いて飛び上がり、急降下して襲い掛かる。生き残るには、この妖怪を倒すしかなさそうだ。

●斎藤利三

明智光秀の家臣。光秀と同じ美濃国(現在の岐阜県)の出身だが、正確な出自には諸説ある。美濃斎藤家に陪臣として仕えたのち、光秀の配下となった。光秀に重用されて明智家の筆頭家老として活躍。四国の大名、長宗我部元親に妹が嫁いでいた縁で、織田家と元親の仲介役も果たした。


▲明智家の重臣、斎藤利三(さいとうとしみつ)。陰陽術と剣術の双方に秀でる。霊石の乱用を防ぎ、世の調和を守ろうとする明智光秀に共感し、光秀のためにさまざまな任務に従事する。

●松永久秀

大和国(現在の奈良県)を本拠とする戦国武将。通称は弾正(だんじょう)。主家である三好家を圧倒して当主を亡き者にしたほか、足利将軍家を京から追放するなど、梟雄(きょうゆう)と呼ばれるに相応しい非道を用いて畿内を席巻した。裏切りをためらわず、奸計に長ける反面、茶の湯などを愛する風流人で、高価で貴重な茶器を多数目利きして掘り出し、所蔵したという。


▲部下を引き連れ粛然と退却する信長の前に、奇抜な変わり兜をかぶった人影が立つ。


▲松永久秀、通称「弾正」。非道な手段を厭わず、梟雄と呼ばれた戦国武将である。弾正は、信長の退却の道案内をするために来たという。


▲「柄にもない真似を」とだけ口にして、道を急ぐ信長。素っ気ない言葉だが、拒絶ではなかった。弾正もその態度を気にした様子はない。この二人、既存の権力を歯牙にもかけない異端者同士、どこか相通ずるところがあるのだろう。

●浅井長政

近江国(現在の滋賀県)の戦国大名。尾張から美濃へと進出した織田信長と同盟を結ぶため、信長の妹、お市を妻に迎えた。信長の義弟として厚い信頼を受けていたが、突如裏切り、越前の朝倉攻めに向かった信長を急襲する。


▲江北の雄、浅井長政(あざいながまさ)。絶世の美女と称えられた自らの妹を嫁がせるほどに信長が信頼した、才気ある若武者であった。​


▲長政の背後に、「比翼鳥」の姿が浮かび上がる。夫婦仲の良さを象徴する守護霊だが、今の長政は戦いに憑かれた夜叉でしかない。お市を誰よりも愛していた長政が、なぜ信長を裏切ったのだろうか。


▲長政の上体が常世に包まれ、肩から霊石の光が噴き出す。長政もまた、戦いに勝つために霊石の力に身を委ねたのだろうか?


▲鬼を思わせる姿に変貌した長政。二本の角が禍々しい光を放ち、左肩からは霊石で形作られた翼が生えている。武勇に加えて、あやかしの力を備えた相手だ。状況は予断を許さない。

●明智光秀

織田家の家臣。美濃国(現在の岐阜県)の出身とされるが、確かな出自は不明である。斎藤家が滅んだ際、織田信長にその才を見出されて仕えることになった。織田家に加わってからは高い教養と軍才をもって信長の信頼を獲得し、新参ながら異例の出世を遂げた。


▲明智光秀は、霊石の乱用が世の調和を乱すとして藤吉郎を警戒していた。金ヶ崎の退却戦では、藤吉郎の危険性を見極め、必要なら抹殺するつもりで殿軍に加わった。


▲炎に包まれた本能寺。最終的に光秀は、霊石を用いて戦火を広げる信長を討つことを決断した。その決断には腹心である斎藤利三の意見が少なからず影響していた。

【スキル】

▲スキル習得画面。前作とは異なり、全ての方向に広がるスキルツリーになっている。スキル同士の関連性がよりわかりやすくなった。ズームアウトすれば、習得状況を一望することも可能だ。


▲スキルカテゴリーの選択も、タブを切り替える形式から、全ての方向に広がるように配置されたアイコンにカーソルを合わせる形式に変更された。このため、前作よりスキルカテゴリーの数は増えたが一覧性はよくなっている。


▲武技カスタマイズ画面には、「武技カスタマイズスキル」を設定する機能が追加された。武技の性能をカスタマイズできる新しいタイプのスキルだ。カスタマイズした武技は、枠の右に表示される緑のアイコンで判別できる。


▲武技スキルを習得すると、新しい攻撃アクションが使用可能になる。状況に応じた武技を使い分ければ、戦いを有利に進められるだろう。

【新ステージ】
●金ヶ崎


▲越前と近江の国境に近い金ヶ崎は、鬱蒼とした森林と切り立った山々が複雑な地勢を成す難所である。西南から迫る敵に備えて朝倉家により防衛拠点が築かれ、係争の地となった。多くの攻防を経て山野は荒廃し、人跡は絶えて久しい。獣道のみが、この地を行き交う者たちの存在を思わせる。




●山岳霊場

▲火山を奉ずる寺社であったこの霊場も、噴火によって放棄され、朽ち果てゆく定めに甘んじている。流れ出したマグマが硬い岩盤となって山麓を覆い、その一部が灼熱を帯びて残る。草木もまばらな山肌は地獄の荒野を思わせ、噴火の犠牲者の怨念をいまだ彷徨わせるという。




【バトル】

▲自在に空を飛ぶ敵が相手では、苦戦は必至だ。注意深く立ち回り、攻撃をヒットさせることができるタイミングを見極めよう。


▲たたりもっけは死霊を誘導弾のように飛ばしてくるほか、額に位置する第三の目から光線を放つ。遠距離戦は不利なので、攻撃をかわしながら距離を詰めていこう。


▲たたりもっけが地上に降りたときが攻撃チャンスだ。一気に気力を削り、大ダメージを叩き込め!


▲大筒(おおづつ)は強力な砲弾を撃ち出す遠距離武器だ。弓や銃とは違い、構えたままでは移動できないという制約があるが、その威力は絶大だ。


▲槌は斧の一種として扱われる武器だ。鈍器なので敵に与えるダメージは斧にやや劣るが、敵の体勢を崩す効果が高いため気力ダメージが大きい。相手によっては斧より有効な場合もあるだろう。


▲玄武の守護霊技は、まず出現した玄武が体当たりし、そのあと前方一定範囲に激しい水柱を噴き上げてダメージを与える。一対一でも、複数の敵を相手にしている場合でも活用できる守護霊技だ。


▲糸繰の守護霊技は、前方を跳ね回って水属性のダメージを与えつつ地面に蜘蛛の糸の網を残す。これに触れた敵は移動速度が大幅に低下するのだ。


▲烏天狗の妖怪技は、烏天狗の姿に変身して宙高く飛び上がり、急降下して錫杖で地面を打ち付ける。この攻撃がヒットすると人間型の敵はダウンするので、追い討ちでさらなるダメージを与えられる。


▲山姥の妖怪技は、山姥の姿になって両手に持った包丁を打ち合わせ、突進突きを放つ。包丁を打ち合わせたときに攻撃力が上がる有利効果が付くので、そこから一気に畳みかけたい。



■『仁王2』​
 

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会社情報

会社名
株式会社コーエーテクモゲームス
設立
1978年7月
代表者
代表取締役会長(CEO) 襟川 陽一/代表取締役社長(COO) 鯉沼 久史
決算期
3月
直近業績
売上高681億700万円、経常利益341億6600万円、最終利益268億5200万円(2023年3月期)
上場区分
非上場
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