SBINFTとレコチョクがタッグ　世界とメタバース向けの展開を見据える

SBINFTと国内で音楽配信サービスをはじめブロックチェーン事業を行うレコチョクは、 戦略的パートナーシップ契約を締結した。

今回の契約締結により、 コンテンツ販売者の希望に応じて、 murketで販売したNFTをSBINFT Marketでも取引が開始できるよう準備を進めている。

将来的には、 レコチョク基盤のNFTを制作したアーティストの作品がSBINFT Marketを通じて世界市場に流通することも想定しており、 世界展開の足がかりとなることも可能という。

また、 SBINFTはブロックチェーンメタバース上に土地を所有し、 自社で会場を構築してイベントなどを開催している。今回の提携により、 レコチョクはSBINFTの仮想空間（メタバース）でのサービス展開に向けた開発に取り組むことができるようになる。

レコチョクは、 国内外の音楽マーケットにおけるDirect to Fan （D2F）サービスの台頭など市場の構造変化を背景に、 20年以上にわたるレコード会社 とのリレーションやさまざまな音楽配信サービスを展開してきた実績を活かし、 2021年に音楽業界に向けてオンラインストアを開設できるワンストップECソリューション 『murket（ミューケット）』 を立ち上げた。

murketでは、 レコチョク独自の基盤を提供してNFT(Non-Fungible Token：非代替性トークン）の発行から販売も支援している。

『SBINFT Market』 は、 SBINFT公認のコンテンツ販売者がNFTの作品を販売することができるキュレートされたプラットフォームサービス。

すべてのユーザーは、 SBINFT Market内で購入した作品を売買することができる。 （コンテンツ販売者が二次流通を許可している場合に限る。 ）