【ゲーム株概況(10/6)】ハピネットが高値を更新　明日7日に3Q決算発表を控えるシリコンスタジオは5日続伸　ANYCOLORは利益確定の売りに押される

10月6日の東京株式市場では、日経平均は4日続伸し、前日比190.77円高の2万7311.30円で取引を終えた。米国市場で半導体関連銘柄が買われた流れを受けて、国内市場も半導体関連株を中心に買いが先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、クルーズ<2138>やコムシード<3739>が大幅高したほか、ハピネット<7552>が年初来高値を更新した。

ハピネットは、9月26日に上期の連結業績予想の上方修正を発表してから騰勢を強めているが、据え置いている通期予想の上ブレへの期待感が評価の底流にあるようだ。

また、明日7日に第3四半期の決算発表を控えるシリコンスタジオ<3907>は、第2四半期までの業績好転の勢いが続くことへの期待感から5日続伸となった。

半面、enish<3667>やブロッコリー<2706>、壽屋（コトブキヤ）<7809>などの下げがきつく、前日にザラ場ベースで初の1万3000円台乗せを示現したANYCOLOR<5032>は利益確定の売り物に押された。

gumi<3903>は、年初来高値を更新し、一時は1100円台に乗せる場面もあったが、一巡後はじりじりと値を崩し、マイナス圏に沈んだ。