【ゲーム株概況(3/7)】「αU metaverse」開発のカヤックがS高　『ブレヒロ』ガバナンストークン上場のgumiは引けにかけて上昇　一部目標株価の変更も

3月7日の東京株式市場は3日続伸。日経平均株価は、前日比71円38銭高の2万8309円16銭で取引を終えた。前日の米国市場で半導体関連が売られたことを受けて半導体関連株が下げたものの、鉄鋼や銀行株が物色されたことでプラスに転じた。ただ、2連騰後ということもあり、利食い売りが出やすく、上値は抑えられた。

こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、カヤック<3904>がストップ高まで買われた。KDDI<9433>が正式ローンチしたメタバース「αU metaverse」の開発を担当したことを発表したことが手がかり材料となった。

Web3関連ではgumi<3903>もしっかり。グループ会社が開発するブロックチェーンゲーム『BRAVE FRONTIER HEROES(ブレイブ フロンティア ヒーローズ / ブレヒロ)』のガバナンストークン $BPCが2023年3月9日に海外暗号資産取引所『MEXC Global』へ上場することを発表した。

このほか、フリュー<6238>が反発し、昨年来高値を更新した。SBI証券が同社の投資判断を新規「買い」、目標株価1600円でカバレッジを開始したことが新たな株価の刺激材料となっているようだ。

なお、東海東京証券が一部ゲーム関連企業の目標株価の変更を行っている。

・コーエーテクモホールディングス<3635>「アウトパフォーム」継続、目標株価8100円→7800円
・メガチップス<6875>「アウトパフォーム」継続、目標株価4200円→3800円
・スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>「アウトパフォーム」継続、目標株価8100円→7800円

他方、前日急騰したmonoAI technology<5240>が利食い売りに押されたほか、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>、まんだらけ<2652>、エディア<3935>などが売られた。