【ゲーム株概況(5/29)】新作『つなキャン』への期待が高まったenishがS高　保有するW TOKYO株式の売り出しで特別利益を計上予定のDLEが急騰

5月29日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸となり、前日比317.23円高の3万1233.54円で取引を終えた。米国債のデフォルト（債務不履行）の懸念が後退したことで強気に傾いた海外投資家の買いが加速し、1990年7月以来、約33年ぶりの高値を更新した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、一部報道で新作『ゆるキャン△ つなげるみんなのオールインワン！！』への期待が高まる格好となったenish<3667>がストップ高した。

また、ユークス<4334>が年初来高値を更新し、バンク・オブ・イノベーション<4393>、モブキャストHD<3664>なども買われた。

東京ガールズコレクションで知られるW TOKYOの東証グロース市場への新規上場に伴い、保有するW TOKYO株式の一部となる6万株の売り出しに応じ、特別利益を計上する見通しとなったDLE<3686>は商いを伴って急騰した。

半面、ウェルプレイド・ライゼスト<9565>が続落し、前週末に『フォートナイト』に特化した企業独自のメタバース空間制作サービスを開始すると発表して急騰していたmonoAI technology<5240>は反落した。

ほか、ケイブ<3760>やブシロード<7803>などもさえない。