【ゲーム株概況(7/21)】新作『アスタータタリクス』のリリース日を発表のgumiが3日ぶりに反発　事業買収を発表のマイネットは小幅ながら3日続伸

7月21日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比186.27円安の3万2304.25円で取引を終えた。米国市場でフィラデルフィア半導体株指数が大幅安となるなど半導体株が売られた流れを受けて、国内市場も前日に続き半導体関連株の売り物が先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、gumi<3903>が変わらずを挟んで3日ぶりに反発した。gumiは、期待の新作『アスタータタリクス』のリリース日が2023年8月28日に決定したと明らかにしたことが株価の評価材料となったようだ。

また、マイネット<3928>が小幅ながら3日続伸した。マイネットは、前日20日にオルトプラス<3672>の子会社OneSportsの国内におけるスポーツゲーム、スポーツコンテンツサービスなどの企画開発および配信に関する事業を8月21日付で買収すると発表したことが市場の関心を集めたもよう。

ほか、中国最大のゲームショウ「ChinaJoy 2023」に出展することを発表したシリコンスタジオ<3907>や、ユークス<4334>、コロプラ<3668>などがしっかり。

半面、サイバーステップ<3810>が3日続落して、終値で400円割れまで売られた。

モブキャストHD<3664>や東映アニメ<4816>、ウェルプレイド・ライゼスト<9565>などの下げもきつい。

カバー<5253>は5日続落し、終値で6月14日以来の2400円割れとなった。