MIXI、インドのエンタメ領域を中心にtoCサービスを展開するスタートアップ企業へ5000万米ドル(約75億円)規模の投資活動を開始

  • MIXI<2121>は、8月4日、投資子会社を通じて、インドのエンターテインメント領域を中心にtoCサービスを展開するスタートアップ企業へ5000万米ドル(約75億円)規模の投資活動を開始することを発表した。

    ■投資の背景と目的
    インドは人口約14億人の人口大国で、生産年齢人口(15〜64歳)は2050年近くまで増加が続くと予想されている。人口増加とともに、スマートフォンの利用者も急増しており、保有率は人口の約50%に達した。また、スマホ人口の増加に牽引され、スマホを核とするデジタルエンターテインメント市場が急速に成長しており、スマホゲーム市場においてはFY2027までに市場規模が1兆円に達すると見込まれている。

    同社は新たな収益の柱の構築や既存事業とのシナジー創出を目的に、FY2019~FY2022の4年間で総額約700億円の投資を実行してきた。同社のパーパスに合致する成長事業やサービスに広く投資を行い、数多くのシナジーを生み、事業の拡大に寄与している。

    また、FY2023~FY2025の3年間においては、300~500億円の M&A・資本業務提携を計画。新興国含む海外への投資にも注力し、グローバルでの事業創出やシナジー強化を目指している。この計画のもと、市場の成長が著しいインドへ投資するとともに、同社がこれまで培ってきたデジタルエンターテインメントなどのtoCサービスにおけるアセットや知見を活かすことで、投資先企業とのシナジー創出を図る。

    同社では、今後も海外への投資を推進し、グローバルでの事業成長やシナジー創出を目指していくとしている。

株式会社MIXI
https://mixi.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社MIXI
設立
1997年11月
代表者
代表取締役社長 木村 弘毅
決算期
3月
直近業績
売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2121
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