【ゲーム株概況(11/1)】『呪術廻戦 ファントムパレード』の11月下旬リリース予定決定でサイバーエージェントが続伸　韓国版『ブレオダ』配信開始のコムシードは3日続伸

11月1日の東京株式市場では、日経平均は大幅続伸し、前日比742.80円高の3万1601.65円で取引を終えた。日銀の金融政策決定会合を通過し、日銀が金融緩和姿勢を当面続けるとの見方が強まったことで終日買いが優勢な展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、東映アニメ<4816>やモブキャストHD<3664>、アピリッツ<4174>などが買われた。

子会社サムザップの新作『呪術廻戦 ファントムパレード』のリリース予定が2023年11月下旬に決定したことが市場からポジティブに受け止められたサイバーエージェント<4751>は続伸し、終値ベースで9月23日以来、約1ヵ月ぶりとなる800円台を回復した。

韓国子会社のCommSeed Koreaが現地での『進撃の巨人Brave Order』の配信を開始したコムシード<3739>も3日続伸した。

半面、前日に決算発表を行ったマーベラス<7844>とイマジニア<4644>がともにさえず、ユークス<4334>の下げがきつい。

周辺株では、第3四半期決算の発表とともに通期業績予想の下方修正を発表したアドウェイズ<2489>が大幅反落した。