東映アニメ、バンナムHDとソニーピクチャーズより計389万3300株の売出しを行うと発表…東証スタンダード上場維持基準の適合のため

東映アニメーション<4816>は、この日(2月14日)、バンダイナムコホールディングス<7832>とソニー・ピクチャーズエンタテインメントより、合計389万3300株の株式の売出しが行われることを明らかにした。国内向けに277万4000株、海外向けに111万9300株を売却する。売出し価格は2月27日から3月4日の間に決定し、3月5日から11日に受け渡しを行う予定。

これは東証スタンダードの上場維持基準の適合状況について、株主数や流通株式数、流通株式時価総額が基準に適合しているものの、流通株式比率が23年3月末時点で17.4％となっており、基準の25.0％に到達していないことに対応したものとなる。今回の売出しにより基準を満たす予定だという。

これに伴い、バンダイナムコホールディングスの保有株数は453万7200株(保有比率11.0％)から142万3900株(同3.45％)に減り、第3位株主から第5位株主となる。さらにオーバーアロットメントによる売出しで追加で最大58万3900株の売却を行う可能性もあるという。

■国内売出し
バンダイナムコホールディングス： 218万9000株
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント： 58万5000株

■海外売出し
バンダイナムコホールディングス： 92万4300株
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント： 19万5000株