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IGポート<3791>は、4月12日、2024年5月期通期の業績予想の修正を発表、版権事業で売上の前倒しがあったことや、過去作品が好調だったことにより、売上高・利益ともに前回の1月12日発表予想を上回る見通しとなった。
売上高104億4000万円→115億9800万円（増減率11.1％増）
営業利益8億9100万円→11億2500万円（同26.3％増）
経常利益11億100万円→12億5200万円（同13.7％増）
最終利益10億900万円→10億7200万円（同6.2％増）売上高は、版権事業で来期見込んでいたものが当期に前倒しになったことや、過去作品が好調であったことにより、前回予想を上回る見込み。
利益面は、映像制作事業で制作期間の長期化や外注費などの高騰で受注損失引当金の計上により前回予想を下回るが、版権事業は上記の理由により前回予想を上回る見込みで、セグメント合計でも前回予想を上回る見込み。
なお、今期の配当予想についても従来予想の1株当たり52円から55円に上方修正した。同社の株主還元方針は連結配当性向25％を目安とし、安定的かつ継続的な株主還元を実施することとしており、今回の業績予想の修正を踏まえて配当予想も修正した。
