【ゲーム株概況(7/3)】ネクソンが終値ベースで3000円台を回復…新作『The First Descendant』の好発進を評価 KADOKAWAは反発 クシムは反落
7月3日の東京株式市場では、日経平均は4日続伸し、前日比506.07円高の4万580.76円で取引を終えた。米国市場のハイテク株高を受けて、国内市場も半導体関連株や電子部品関連株を中心に買いが先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業89銘柄のうち、上昇は47銘柄、下落は32銘柄、変わらずは10銘柄となり、上昇した銘柄のほうが多かった。
中でネクソン<3659>が変わらずを挟んで反発し、終値ベースで昨年12月以来の3000円台を回復した。ネクソンは、前日7月6日に全世界でリリースした新作TPSルートシューター『The First Descendant』がSteamのセールスランキングで早くも首位に立つなど好スタートを切っていることが市場の関心を集めたようだ。
また、エイチーム<3662>が年初来高値を更新し、ブシロード<7803>やワンダープラネット<4199>、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>などが買われた。
KADOKAWA<9468>は、ランサムウェア攻撃による情報流出の続報を発表したものの、この日は反発した。
半面、ANYCOLOR<5032>や円谷フィールズHD<2767>が安く、子会社チューリンガムのBOBG社との協業開始を材料に前日買われたクシム<2345>は反落した。
アピリッツ<4174>やenish<3667>、東映アニメ<4816>も売られた。
大手ゲーム株では、バンダイナムコHD<7832>やコーエーテクモHD<3635>もさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468
会社情報
- 会社名
- クシム