【ゲーム株概況(8/14)】24年6月期決算が直近予想を上回ったブシロードが3日続伸　外資系証券が新規「Buy」でカバレッジ開始のサンリオは6日続伸

8月14日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸し、前日比209.92円高の3万6442.43円で取引を終えた。前日の米国市場高を受けて朝方は半導体関連株や自動車株に買いが先行し、一時は上げ幅450円に達する場面もあった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業92銘柄のうち、上昇は65銘柄(71%)、下落は22銘柄(24%)、変わらずは5銘柄(5%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。

中で、ブシロード<7803>が3日続伸し、一時387円まで買われた。ブシロードは前日8月13日に発表した2024年6月期決算は減収減益となったものの、第4四半期期間（4～6月）にばん回し、5月に発表した修正予想を上回る着地となったことが市場から評価されたようだ。

また、ドリコム<3793>やバンク・オブ・イノベーション（BOI）<4393>などが高く、ハピネット<7552>が年初来高値を更新した。

ジェフリーズ証券が投資判断を新規「Buy」、目標株価4500円でカバレッジを開始したサンリオ<8136>は6日続伸し、連日の高値更新となった。

半面、前日ストップ高まで買われたenish<3667>と円谷フィールズHD<2767>は反落した。

第1四半期決算の黒字転換を材料に前日は一時ストップ高したコムシード<3739>も大幅反落した。

大手ゲーム株ではバンダイナムコHD<7832>とコナミグループ<9766>がさえない。