グリー、2025年1月1日付での持株会社体制への移行を決定　GREE Platform事業などを新設子会社に承継　商号は「グリーホールディングス株式会社」に変更へ

グリー<3632>は、8月22日、持株会社体制への移行に向けて、2025年1月1日（予定）を効力発生日として、同社を吸収分割会社とし、分割準備会社として設立した新会社グリーを吸収分割承継会社とした吸収分割を実施することを発表した。

また、吸収分割の効力発生日と同日（2025年1月1日）付（予定）で、グリーの商号を「グリーホールディングス株式会社」に変更するとともに、その事業目的を持株会社体制移行後の事業に合わせて変更する定款変更を行うことも決定した。

持株会社体制への移行の目的は、変化の激しいインターネット業界において、今後、事業環境の変化がこれまで以上に大規模かつ速い速度で進行していくことが想定されるなか、持続的成長および企業価値向上を実現するため、持株会社体制に移行することにより、グループの一層の成長加速と事業拡大を図り、あわせて強固な経営基盤の構築を実現していくため、としている。

承継会社となる新グリーは、効力発生日において、グリーが営むGREE Platform事業、開発共通部門の一部およびそれに関して有する資産、債務、契約上の地位その他の権利義務の一部を本吸収分割契約に定める範囲において承継する予定だ。

定款変更については、持株会社体制への移行に伴い、現行定款第1条に定める商号を「グリーホールディングス株式会社」（英文表記「GREE Holdings, Inc．」）に変更するとともに、その事業目的を持株会社体制移行後の事業に合わせて変更する。

なお、この吸収分割がグリーの連結業績に与える影響は軽微としている。