『FGO』が前週に引き続き首位独走、18日連続　『モンスト』追走も及ばず　24年8月17日~23日のGoogle Play売上ランキング振り返り

2024年8月17日~8月23日のGoogle Play売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、首位争いから見ていくと、前週に続き『Fate/Grand Order(FGO)』が首位を独走した。8月6日から18日連続の首位となった(本日も含めると19日連続の首位)。『モンスターストライク』が『魔法少女まどか☆マギカ』コラボで追い上げたものの、首位奪還には至らなかった。

平日朝の状況は以下のとおり。

■2024年8月19日(月)
■2024年8月20日(火)
■2024年8月21日(水)
■2024年8月22日(木)
■2024年8月23日(金)

■2024年8月19日(月)

8月19日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープした。

続く2位には、MIXI<2121>の『モンスターストライク』が浮上してきた。『モンスト』は、8月16日12時より、「魔法少女まどか☆マギカ」とのコラボイベントを開催しており、夏仕様のコラボキャラ「鹿目まどかα」「暁美ほむらα」「佐倉杏子α」がガチャに登場していることなどが売上に大きく寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、JOY NET GAMESの『キノコ伝説：勇者と魔法のランプ』が11位に飛び込んできた。『キノコ伝説』は、アニメ「マッシュル-MASHLE-」とのコラボを開催中で、8月16日からはベント後半「神覚者の頂点」を開始し、コラボスキンや限定アイテムが登場していることなどが今回の順位上昇につながっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、アニプレックスの『ィズニー ツイステッドワンダーランド』や、KURO GAMESの『鳴潮（メイチョウ）』などがトップ30に復帰した。

■2024年8月20日(火)

8月20日9時30分現在のGoogle Playセールスランキングは、FGO PROJECT『Fate/Grand Order』が首位をキープした。これで15日連続の首位となった。昨日8月19日18時より「復刻 水着2018～2020ピックアップ召喚」を開催している。MIXI<2121>『モンスターストライク』が「魔法少女まどか☆マギカ」とのコラボイベントを8月16日12時より開催して2位まで追い上げてきたが、首位奪還には至っていない。

 出所：Sensor Tower(センサータワー)

目立った動きとして、セガとColorful Palette『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』が32位から18位にランクアップしたことだろう。ワールドリンクイベント「キミと、セカイの始まりで」とともに、★4 「[想いを託して] 初音ミク」「[最前列で応援!] 鏡音リン」「[どこでも最高の相棒] 鏡音レン」らが出現する「Melody of Wishesガチャ」を開催していることがランクアップにつながったようだ。

 出所：Sensor Tower(センサータワー)

■2024年8月21日(水)

8月21日9時40分現在のGoogle Play売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、FGO PROJECT『Fate/Grand Order』が首位をキープした。上位6タイトルの順位に変わりはなく、2位『モンスターストライク』、3位『ラストウォー：サバイバル』、4位『ゼンレスゾーンゼロ』、5位『パズル＆サバイバル』と続いた。

こうしたなか、Cygames『グランブルーファンタジー』が前日32位から23位にランクアップ。水着・浴衣バージョンのキャラ開放武器が登場する「サマーセレクトスターレジェンドガチャセット」(8/13～)や「グランデフェス」(8/16～)、「サマースターレジェンドガチャセット」(8/19～)を連続で開催しており、ランキングアップにつながったようだ(さらに8月17・18日はリアルイベント「グラブルEXTRAフェス2024」を開催)。

なお、売上ランキングの推移を見ると、8月14日時点では221位だったが、翌8月15日には77位に大きく順位をあげた。その後も施策を連続的に打ち出すなかで、順位を着実に上げていったことが確認できる。　

 出所：Sensor Tower(センサータワー)

FARLIGHTが8月8日にリリースした新作『AFK：ジャーニー』だが、App Storeではリリース8月13日にTOP30に入ったが、Google Playでは35位まで順位を上げてきた。本作は、全世界で8000万ダウンロードの実績を持つAFKシリーズの新作で、前作から「超進化」をなし遂げた作品だ。王道的なRPGとして楽しめるだけでなく、放置して楽しめるという一面も。魔法使いマーリンとなって六大種族の英雄たちと共に、幻想的な大陸・エスペリアを冒険するという内容となっている。

 出所：Sensor Tower(センサータワー) 

■2024年8月22日(木)

8月22日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、上位7タイトルの順位に動きがなく、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』の首位が続いた。

目立って大きな順位変動がない中で、HoYoverseの『崩壊：スターレイル』が前日の26位から23位に上昇した。『崩壊：スターレイル』は、8月21日より、限定星5キャラクターの「椒丘」（CV:豊永利行）が登場するイベント跳躍「鼎に見る計略」を開催しており、ここからさらに上位をうかがう動きとなってくることが予想される。

出所：Sensor Tower

また、Yostarの『ブルーアーカイブ』が前日の31位から29位に上昇し、トップ30圏内に復帰した。『ブルーアーカイブ』が8月21日のメンテナンス後より、ピックアップ募集「雪の下に咲く二十一日」と「雪の上に立つ三日天下」を開催しており、山海経との交流会のため、チーパオ衣装へと着替えた「トモエ(チーパオ)」と「マリナ(チーパオ)」が登場していることが売上に寄与する動きとなっているもようだ。

出所：Sensor Tower

■2024年8月23日(金)

8月23日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が18日連続の首位をキープした。

この日のランキングの動きで目立ったのは、前日の38位から18位に飛び込んできたバンダイナムコエンターテインメントの『ONE PIECE バウンティラッシュ』だ。『バウンティラッシュ』は、8月21日より、新たに超レジェンダリーキャラ「神避 シャンクス」が登場する「【全世界1.5億DL記念】超バウンティフェス」を開催しており、売上を大きく伸ばしているようだ。

出所：Sensor Tower

また、前日も取り上げたHoYoverseの『崩壊：スターレイル』が9位に浮上し、トップ10圏内に入ってきた。『崩壊：スターレイル』は、限定星5キャラクターの「椒丘」（CV:豊永利行）が登場するイベント跳躍「鼎に見る計略」を開催していることなどが順位上昇の原動力となっており、さらに上位をうかがう展開となるのか注目される。

出所：Sensor Tower

ほか、Cygamesの『プリンセスコネクト！Re:Dive』と、Nianticとカプコン<9697>の『モンスターハンターNow』がトップ30に復帰した。