一般社団法人日本eスポーツ連合（JeSU）は、本日（9月17日）、シンガポールを拠点とする教育ベンチャー企業・GAKUとの間で、eスポーツの教育活用に関する覚書を締結したことを発表した。
JeSUとGAKUは、2022年からeスポーツの教育利用について、さまざまなプログラムを共同で実施してきた。またGAKUは、日本だけでなく、シンガポールやアメリカなど7ヵ国において「GAKU GAMES」や「BOOTCAMP ACADEMY」などの教育プログラムを実施している。
覚書では、「eスポーツを通したスキル獲得を実現するため、継続的・効果的に協力すること」「日本そして世界の学生のため、教育の機会創出に努めること」といった項目について、両団体が合意している。具体的な実施内容については、今後両者の間で協議し準備を進めていく。
JeSUはこれからも、日本におけるeスポーツの中央競技団体として、関連する国内外の団体と連携し、eスポーツの振興を通して国民の健康および社会・経済の発展に寄与することを目的として活動していくとしている。
▼JeSU 早川英樹会長コメント
「この度、GAKUとeスポーツを通じた教育について覚書を締結できたことを、大変うれしく思います。eスポーツの持続的な発展のためには、将来を担う若い世代への浸透が不可欠です。eスポーツには、コミュケーションスキルや協調性、論理的思考といった能力を伸ばす効果があるとも言われており、こうした側面で成果を出せるよう、GAKUの皆さまとともにカリキュラム作成や機会創出に取り組んでいきます」
▼GAKU 岡本紗代CEOコメント
「日本eスポーツ連合と正式にパートナーシップを結べることを本当にうれしく思います。MOUの締結は、eスポーツにおける教育やさまざまな機会を推進するという共通の目標に向けた大きな一歩となります。私たちは協力して、次世代のeスポーツ選手やプロフェッショナルが急速に発展するこの業界で成功を収めるためのスキルや知識を身につけられる革新的なプログラムを展開していきます。そして、両者の専門知識を結集し、日本国内はもちろん世界に向けて、活気あるeスポーツのコミュニティと環境を築いていきます」
