序盤『モンスト』vs『FGO』から中盤以降は『モンスト』vs『ウマ娘』へ　24年9月28日~10月4日のGoogle Play売上ランキング振り返り

2024年9月28日~10月4日のGoogle Play売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、首位獲得タイトルと日数は、『Fate/Grand Order(FGO)』が2日、『ウマ娘 プリティーダービー』が1日、『モンスターストライク(モンスト)』が4日となった。1週間を通じて『モンスターストライク』が強さを示したが、序盤は『モンスト』と『FGO』、中盤以降は『モンスト』と『ウマ娘』の首位争いへと変わっていった。

平日朝の状況は以下のとおり。

■2024年9月30日(月)
■2024年10月1日(火)
■2024年10月2日(水)
■2024年10月3日(木)
■2024年10月4日(金)

■2024年9月30日(月)

9月30日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、MIXI<2121>の『モンスターストライク』が首位に立った。

この日の最大のトピックは、9月25日にリリースされたHappy Elementsとグリモアの新作『リバースブルー×リバースエンド』が25位とトップ30圏内にランクインしたことだ。『リバ×リバ』は、「リリース記念 騎士契約 第1弾XX」や「リリース記念 騎士契約 第1弾XY」など複数の契約（ガチャ）をリリースと同時に展開しており、売上を伸ばす格好となっているようだ。

出所：Sensor Tower

また、Yostarの『ブルーアーカイブ』が6位とトップ10圏内に浮上してきた。『ブルーアーカイブ』は、9月25日のメンテナンス後より、イベント「五塵来降」を開催するとともに、★3 「キサキ」と★3 「レイジョ」のピックアップ募集を実施していることなどが今回の順位上昇につながっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、タカラトミー<7867>とDeNA<2432>の『デュエル・マスターズ プレイス』や、スクウェア・エニックスとアプリボットの『ファイナルファンタジーVII エバークライシス』などがトップ30に復帰した。

■2024年10月1日(火)

10月1日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、トップ30圏内に動きはなく、MIXI<2121>の『モンスターストライク』が首位をキープした。

有料ランキングを見てみると、3位にセガが9月29日にリリースした『夢色キャスト TAKE A CURTAIN CALL』がランクインしている。本作は、2015年9月にセガ（当時セガゲームス）が配信開始したスマートデバイス向けミュージカルリズムゲーム『夢色キャスト』のアーカイブアプリ。『夢色キャスト』は2019年1月にサービスを終了しており、5年以上の時を超えアーカイブアプリとして復活したことになる。根強い人気を裏付けるそんな販売動向と言えそうだ。

また、無料ランキングに目を移して見ると、Happy Elementsとグリモアの新作『リバースブルー×リバースエンド』が首位に立っているのに続き、韓国のSUPERBOXの『アルカナブレード：放置系RPG』が2位となっている。『アルカナブレード』は、シンプルな放置系RPGで2024年8月にリリースされており、じりじりとユーザー数を伸ばしているようだ。

■2024年10月2日(水)

10月2日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が首位に立った。

『ウマ娘』は、9月30日12時より、新たな育成ウマ娘「シーキングザパール」と「マヤノトップガン」が登場する「ピックアップ プリティーダービーガチャ」を開始していることが首位獲得の原動力となっているようだ。

出所：Sensor Tower

また、KURO GAMESの『鳴潮（メイチョウ）』が前日の114位から25位に飛び込んできた。『鳴潮』は、9月29日にVer.1.3「岸の最果てまで」をリリースしており、星5共鳴者「ショアキーパー」の出現率がUPした共鳴者集音（イベント）「汐の色褪せる頃に」を開催していることなどが今回の順位上昇につながっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、Happy Elementsの『あんさんぶるスターズ！！Music』がトップ30に復帰し、新作『リバースブルー×リバースエンド』は18位に上昇した。

■2024年10月3日(木)

10月3日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、MIXI<2121>の『モンスターストライク』が首位に立った。

トップ10圏内では、セガとColorful Paletteの『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』が前日の59位から7位まで急浮上してきた。『プロセカ』は、9月30日より、ゲーム内イベント「想いをのせて!Dream Stage」と「[4周年記念]ブルームフェスティバルガチャ ドリームピック」を開始しており、売上を大きく伸ばしているようだ。

出所：Sensor Tower

また、バンダイナムコエンターテインメントの『学園アイドルマスター』が前日の35位から9位に上昇し、トップ10圏内に入ってきた。『学マス』は、9月30日より、シーズンイベント「ハロウィン狂想曲」を開始するとともに、シーズン限定プロデュースアイドルの「【仮装狂騒曲】月村手毬」が登場した「仮装狂騒曲 手毬ガシャ」を開催していることが今回の順位上昇につながっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、LINEヤフー<4689>とNHN PlayArtの『LINE：ディズニー ツムツム』と、Joy Nice Gamesの『キノコ伝説：勇者と魔法のランプ』がトップ30圏内に復帰した。

■2024年10月4日(金)

10月4日10時現在のGoogle Playのセールスランキングは、上位4タイトルの順位に動きがなく、MIXI<2121>の『モンスターストライク』が首位をキープした。

トップ10圏内では、HoYoverseの『崩壊：スターレイル』が前日の14位から8位に上昇してきた。『崩壊：スターレイル』は、10月2日より、限定星5キャラクター「霊砂」（CV：前田佳織里）が登場するイベント跳躍「炉より漂う沈香」を開始していることが売上に大きく寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、バンダイナムコエンターテインメントの『ONE PIECE バウンティラッシュ』が前日の34位から22位に浮上してきた。『バウンティラッシュ』は、10月1日より、「2024ウタ誕生日記念バウンティフェス」を開催しており、新たなレジェンダリーキャラ「★4 ハッピーハロウィン ウタ」が登場していることが今回の順位上昇につながっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、アニプレックスの『ディズニー ツイステッドワンダーランド』がトップ30に復帰した。