DLE、2025年3月期に営業外収益（受取配当金）を計上　投資先の子会社株売却で株式持分に基づく配当を受領

ディー・エル・イー（DLE）<3686>は、10月9日、2025年3月期において営業外収益（受取配当金）を計上することを発表した。

同社は、知的財産権の創出、取得、および育成をコアビジネスとし、国内外を問わず多岐にわたる領域で事業開発や投資を行い、多様なサービスを提供している。その一環として、2019年にアジア諸国を対象としたモバイルバッテリーシェアリングサービス事業を展開するChargeSPOT Taiwan社と資本業務提携を結び、継続的なハンズオン支援等を通じてChargeSPOT Taiwan社の事業拡大を支援してきた。

2024年9月、ChargeSPOT Taiwan社開催の株主総会にてChargeSPOT Taiwan社が所有するChargeSPOT Digital Service社の株式をINFORICH社に売却する契約が正式に承認され、これにより、同社は保有するChargeSPOT Taiwan社の株式持分に基づき配当を受領、投資回収することが決定した。

今後も事業シナジーを追求しながら、EXIT戦略を組み合わせたハンズオン型ベンチャー支援活動を継続して展開していく。今回の投資成功を一つの事例とし、さらに多くの企業への投資を通じて、社会課題の解決や新しい価値の創造に取り組んでいく。

なお、現時点においては配当総額が未定であるものの、売却額の8割相当にあたる9600万円の配当を受領しており、2025年3月期の第3四半期において営業外収益として計上する予定だ。また、残りの2割相当については、今期中に金額が確定、受領する見込みであり、2025年3月期の第4四半期において営業外収益に追加計上する予定となっている。