オルトプラス、資本金と資本準備金を5770万7000円減らしてその他資本剰余金に振り替え　その他資本剰余金の一部で繰越利益剰余金の欠損を解消へ

オルトプラス<3672>は、本日（11月21日）、12月26日に開催予定の同社第15回定時株主総会に付議する資本金及び資本準備金の額の減少と剰余金の処分を発表した。効力発生日はいずれも2025年2月28日の予定。

資本金及び資本準備金の額の減少は、今後の資本政策上の機動性および柔軟性を確保することを目的として行われる。具体的には、資本金の額6770万7000円のうち、5770万7000円を減少して1000万円とし、減少する資本金の額の全額をその他資本剰余金に振り替える。

また、資本準備金の額についても6770万7000円のうち、5770万7000円を減少して1000万円とし、減少する資本準備金の全額をその他資本剰余金に振り替える。

なお、これは貸借対照表の純資産の部における勘定科目間の振替処理であることから、同社の純資産額に変更はない。また払戻しを行わない無償減資であり、発行済株式総数の変更はないので、株主の所有株式数や1株当たり純資産額に影響が生じることはないものとなる。

一方、剰余金の処分は、2024年9月期末に計上している利益剰余金の欠損額4億1732万1154円を補填し、今後の資本政策上の機動性および柔軟性を確保することを目的として、その他資本剰余金の一部を減少し、繰越利益剰余金に振り替えるものとなる。これにより、同社の繰越利益剰余金の欠損が解消されることになる。