『モンスト』に『FGO』や『原神』挑むも首位譲らず　TOP3に迫る『学マス』にも注目　25年1月4日~10日のGoogle Play売上ランキング振り返り

2025年1月4日~1月10日のGoogle Play売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、首位争いから見ていくと、MIXI<2121>『モンスターストライク』が年末年始の勢いを維持して首位を独走した。『Fate/Grand Order(FGO)』や『原神』などが挑んだものの、首位奪還には至らなかった。『学園アイドルマスター』が週末に４位にまで順位を上げてきており、App Storeと同様の動きとなるのか注目されるところ。

平日朝の状況は以下のとおり。

■2025年1月6日(月)
■2025年1月7日(火)
■2025年1月8日(水)
■2025年1月9日(木)
■2025年1月10日(金)

■2025年1月6日(月)

1月6日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、MIXI<2121>の『モンスターストライク』が首位に立った。

『モンスト』は、1月1日0時より、ガチャ「新春！特別おまけ付き 超・獣神祭」を開催しており、超・獣神祭の新限定キャラクター「エル」（CV：雨宮天）が2通りの真獣神化で登場していることなどが首位獲得の原動力となっているようだ。

出所：Sensor Tower

また、HoYoverseの『原神（げんしん）』が3位に浮上してきた。『原神』は、1月1日にVer.5.3「灼烈の反魂の詩」をリリースしており、新★5キャラクター「マーヴィカ（炎）」や「シトラリ（氷）」がイベント祈願に登場していることが足元の順位上昇につながっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、コナミデジタルエンタテインメントの『プロ野球スピリッツA』や、サムザップの『呪術廻戦 ファントムパレード』などがトップ30圏内に復帰した。

■2025年1月7日(火)

1月7日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、上位8タイトルの順位に動きがなく、MIXI<2121>の『モンスターストライク』の首位が続いた。

トップ10圏内では、LINEヤフー<4689>とNHN PlayArtの『LINE：ディズニー ツムツム』が前日の11位から9位に上昇し、トップ10圏内に入ってきた。『ツムツム』は、1月4日より、新ツムとして映画「リロ＆スティッチ」より、「ストリートスタイルスティッチ」と「ストリートスタイルエンジェル」が曲付きで登場していることが売上に寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、有料ランキングでは、ジー・モードが1月1日に配信開始した新作『あたまおしりゲーム』が3位に入っている。本作は、TBS系バラエティ番組「バナナサンド」の人気ゲームコーナーである「あたまおしりゲーム」をスマホゲーム化したタイトルで、番組や出演するバナナマン、サンドウィッチマンの高い知名度が追い風となっているもようだ。

■2025年1月8日(水)

1月8日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、上位9タイトルの順位に動きがなく、MIXI<2121>の『モンスターストライク』が首位をキープした。

全般にランキングの動きが少ない中で、Joy Nice Gamesの『キノコ伝説：勇者と魔法のランプ』が前日の25位から23位に上昇した。『キノコ伝説』は、新たなコラボの情報を本日発表予定であり、そのコラボの展開とともに上位をうかがう動きとなってくることが期待される。

また、無料ランキングに目を移してみると、Century gameの『ホワイトアウト・サバイバル』が2位に付けている。『ホワサバ』は、昨年末に新たなアンバサダーとして人気女優の齊藤なぎささんと、お笑いコンビ・ダイアンを起用したことを発表し、3人の出演する新CMを展開しており、そうしたマーケティング面での施策が新たなユーザーを呼び込む呼び水になっているもようだ。

■2025年1月9日(木)

1月9日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、トップ10圏内に動きがなく、MIXI<2121>の『モンスターストライク』の首位が続いた。

ランキングの動きで目立ったのは、前日の38位から28位に浮上してきたバンダイナムコエンターテインメントの『転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚』だ。『まおりゅう』は、12月20日より開催中のアニメ「葬送のフリーレン」とのコラボにおいて、「[一級魔法使い]フェルン」が新登場した「葬送のフリーレンコラボ 超魔王竜祭 Part.3 スカウト」を1月6日より実施していることが今回の順位上昇につながっているようだ。

出所：Sensor Tower

また、コーエーテクモゲームスの『信長の野望 出陣』がトップ30に復帰した。『信長の野望 出陣』は、初期威名1000のSSR「【錦上添花】帰蝶」が単独ピックアップされた「将星特別登用・帰蝶 '25正月」を前日まで開催していたことなどが直近の売上に貢献しているもようだ。

出所：Sensor Tower

■2025年1月10日(金)

1月10日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、MIXI<2121>の『モンスターストライク』が首位をキープした。

トップ10圏内では、KURO GAMESの『鳴潮（メイチョウ）』が8位に上昇してきた。『鳴潮』は、1月2日にVer2.0「静寂を讃える歌」を実装しており、新星5共鳴者「カルロッタ」が登場していることなどが引き続き売上に寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、LINEヤフー<4689>の『LINE ポコポコ』が前日の32位から22位に浮上してきた。『LINE ポコポコ』は、TVアニメ「薬屋のひとりごと」とのコラボを開催中で、1月9日からはスペシャルコラボガチャの第2弾を開始しており、ここからさらに上位をうかがう展開となってくるのかどうか注目される。

出所：Sensor Tower

ほか、レベルファイブ/NHN PlayArtの『妖怪ウォッチ ぷにぷに』や、Yostarの『ブルーアーカイブ』などがトップ30に復帰した。