ハピネット、25年3月期の業績予想を上方修正　減収減益から一転して増収増益見通しに　ゲームアプリ減損も玩具やアミューズメント好調

ハピネット<7552>は、2月12日、2025年3月期連結業績予想の上方修正を行い、売上高3600億円(前回予想3300億円)、営業利益111億円(同78億円)、経常利益114億円(同80億円)、最終利益66億円(同50億円)、EPS296.3円(同224.45円)とした。これまで減収・減益予想としていたが、今回の発表により増収・増益予想に転じた。

・売上高:3600億円(前回予想3300億円)
・営業利益:111億円(同78億円)
・経常利益:114億円(同80億円)
・最終利益:66億円(同50億円)
・EPS:296.27円(同224.45円)

従来予想からの修正率は、売上高9.0%増、営業利益42.3%増、経常利益42.5%増、最終利益32.0%増となっている。

・売上高:9.0%増
・営業利益:42.3%増
・経常利益:42.5%増
・最終利益:32.0%増

【前年実績との比較】
・売上高:2.7%増
・営業利益:27.8%増
・経常利益:27.0%増
・最終利益:0.2%増

同社では、玩具事業やアミューズメント事業が依然好調に推移していることにより、売上高、利益面ともに前回の予想を上回る見込み。ただ、第3四半期にゲームアプリに関するソフトウエアを減損処理したことにより、特別損失13億5100万円を計上したため、最終利益は微増にとどまる見通し。