『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』首位独走と圧倒的な強さ　レビューも「非常に好評」　25年5月17日~23日のSteam売上ランキング振り返り

2025年5月17日~5月23日のSteam売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、首位争いから見ていくと、5月22日にレベルファイブより発売した『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』が首位独走と圧倒的な強さを見せた。グローバルでも3位に入っている。「ファンタジーライフ」の完全新作で、ユーザーレビューについても「非常に好評」だ。一時2位まで順位を上げた『ELDEN RING NIGHTREIGN』が5月30日に発売する予定で、これから順位を上げてくるものと見られる。

平日朝の状況は以下のとおり。

■ 2025年5月19日 (月)
■ 2025年5月20日 (火)
■ 2025年5月21日 (水)
■ 2025年5月22日 (木)
■ 2025年5月23日 (金)

■ 2025年5月19日 (月)

5月19日10時現在の国内Steam売上ランキングは、レベルファイブの新作『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』が首位に立った。5月17日にトップに立っており、3日連続となる。5月22日の発売を控えているが、待ちに待った「ファンタジーライフ」シリーズの完全新作ということで予約注文が増えていることが伺える。

フロム・ソフトウェアの新作『ELDEN RING NIGHTREIGN』も3位にランクアップ。世界的なヒットタイトル『ELDEN RING（エルデンリング）』のスピンオフタイトルで、他プレイヤーとともに圧倒的なシチュエーションに挑むアクションゲームとなっている。5月30日に発売する。

このほか、ソニー・インタラクティブエンタテインメント『Stellar Blade』も4位まで順位を上げてきた。荒廃した都市、砂漠、荒野に果ては宇宙まで、終末的世界を再解釈した環境の中で、韓国の人気ゲームクリエイターキム・ヒョンテ氏が生み出す魅力的なキャラクターを操るアクションアドベンチャー。こちらは6月12日発売だ。

■ 2025年5月20日 (火)

5月20日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、レベルファイブ『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』が首位をキープした。これで4日連続となる。『ELDEN RING NIGHTREIGN』が2位にランクアップし、『エーペックスレジェンズ』が3位に続いた。

この日は、新作として『Nitro Express（ナイトロ エクスプレス）』が8位に登場した。日本の街並みを背景にピクセルアート・スタイルの美少女キャラがアサルト・ウェポンを撃ちまくる2D サイドビュー・ガンアクションとなっている。

また、『バベルの塔: 混沌の生存者たち』も11位にランクイン。サバイバル要素とローグライトハクスラを融合させた、サバイバルアクションRPG。バベルの塔の最上階を目指してモンスターの群れと戦い、新しいスキルを習得して能力を強化していく。

このほか、『ウィッチャー３ ワイルドハント コンプリートエディション』が12位、『The Witcher 3: Wild Hunt』が18位にランクインしている。リリース10周年を記念したセールを開催しておりそれぞれ80％OFF、90％OFFと大幅な割引セールを行っている。

■ 2025年5月21日 (水)

5月21日10時15分現在の国内Steam売上ランキングは、レベルファイブの新作『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』が首位をキープした。いよいよ明日発売予定である。

本日は、ブリザード・エンターテインメント『オーバーウォッチ 2』が3位にランクアップした。『ストリートファイター6』とのコラボ企画を本日5月21日より開催する。人気キャラクター8名の限定スキンが登場するほか、イベント・チャンレジなどが行われる。

このほか、Focus Entertainmentの『RoadCraft』が13位に登場した。自然災害により壊滅した現場の復元を専門とする企業の責任者として、建設機械を利用してがれきや欠陥のある設備を撤去して、天災による損害を受けた道路や橋などを修復し復興を目指していく。協力プレイも可能だという。

■ 2025年5月22日 (木)

5月22日9時40分現在の国内Steam売上ランキングは、レベルファイブ『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』が首位をキープした。いよいよ本日発売となった。レビューも「非常に好評」となっており、ユーザーからの評価も高いようだ。『ストリートファイター6』コラボを開催中の『オーバーウォッチ 2』も『エーペックスレジェンズ』を抜いて2位にランクアップした。

この日も新作の活躍が目立っている。Gaming Factoryと4Divinity『JDM: Japanese Drift Master』が4位に登場した。日本の風景とアンダーグラウンドレース文化に触発されたレースゲーム。「グンタマ」を舞台とするオープンワールドの道を走り抜け、ストーリー仕立てのイベントやクエストに挑戦していく。ドリフトスキルを磨き日本のストリートレースのスリルを味わえるという。ゲーム本編とダウンロードコンテンツをまとめた『Let's Drift!』も9位に。

バンダイナムコエンターテインメント『機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY REMASTERED』が5位に入った。本作は、C.E.71～C.E.73を舞台に「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ」の世界で、戦場のいち兵士となって激動の時代を戦い抜く、2012年に発売した『機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY』のリマスター作品となる。

このほか、コーエーテクモゲームス『DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation』が11位にランクイン。新 SSR 水着「マジック・トリック・アワー」が登場する「7.5 Year アニバーサリーキャンペーン」を開催しており、売上を伸ばしている模様だ。

■ 2025年5月23日 (金)

5月23日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、レベルファイブ『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』が首位をキープした。エレクトロニック・アーツ『エーペックスレジェンズ』が2位に順位を戻し、バンダイナムコエンターテインメント『機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY REMASTERED』も3位にランクアップした。

この日は運用型タイトルの活躍が目立った。ProjectMoon『Limbus Company』が45ランクアップの8位に順位を上げたほか、『Once Human』『Strinova』『Wizardry Variants Daphne』がそれぞれ大きく順位を上げた。

・『Once Human』：異常現象の輪S1「逆行する星」やイベント「星臨コレクション」「Once Human: RaidZone」、新シナリオ「永い夢」アーリーアクセステストの提供開始
 

・『Strinova』：リリース半周年を記念し新モード「コンクエスト」「リフト・ウォー」「ワンダーランド」などのイベントのほか、「アイカ」の新外観「戦乙女プロミネンス」とテーマ外観「クラシック」の登場
 

・『Wizardry Variants Daphne』：新たな伝説の冒険者「魔術殺しの白夜叉 リヴァナ」を実装したほか、高難易度ダンジョン「古城跡」β2も開催。

さらに、本日発売となったカプコン『鬼武者2』もTOP20に入った。2002年に発売された戦国サバイバルアクション『鬼武者2』のリマスター作品となる。高解像度化されたグラフィック、現行ハードにチューニングされた操作感で令和に甦った。