NEOWIZは、本日（5月28日）、中国のインディーゲーム開発会社シャドウライト（Shadowlight）が開発中の新作『キル・ザ・シャドウ（Kill the Shadow）』のグローバルパブリッシング契約を締結したことを発表した。
今回のパブリッシング契約は、「しっかりとしたストーリー重視のゲームを目指す」という両社の共通したビジョンと、「新作IPの発掘」という戦略的方向が一致し、締結に至った。
現在、NEOWIZはパブリッシングに留まらず、戦略的投資、共同開発など多様な形式で、グローバル市場でナラティブ中心の新作IP発掘に注力している。ポーランド開発会社「ブランク（Blank）」への戦略的投資、「ザカザネ（Zakazane）」「ウルフアイスタジオ（Wolfeye Studios）」との協業の締結、これらに続く今回のシャドウライト社など、様々なグローバルパートナーと提携している。
◆『キル・ザ・シャドウ』について
戦争によって分断された仮想の都市が舞台。時間を遡る能力を持つ元警官が事件を追って、隠された真実を明らかにする、サスペンス中心のアドベンチャーゲーム。プレイヤーは、それぞれ異なる事件を結びつけて全体のストーリーを組み立てていく。推理を通じて展開される物語で、高い没入感を楽しむことができる。
3D環境に2Dピクセルキャラクターを組み合わせたユニークなアートスタイルも特徴の一つ。個性あふれる登場人物に加え、廃墟になった工場やエキゾチックな港まで、多様な場所での探索を味わえる。また、プレイヤーの選択によって変わるマルチエンディングになっている。なお、『キル・ザ・シャドウ』はSteamにてグローバルリリースを予定している。具体的な日程などは今後公開する予定だ。
◆Steamでのデモ版の評価
2024年7月、Steamを通じて公開された本作のデモ版は、しっかりとしたストーリーと印象的な推理システム、視覚的な新鮮さなどにより、プレイヤーから好評の評価を得た。
▼NEOWIZ 共同代表 金 承徹（キム・スンチョル）氏コメント
「今回の協業では、ナラティブ中心のプレミアムPC・コンソールゲームに対する両社の開発哲学がマッチしました。今後、世界中のゲーム好きに素敵なプレゼントになるように、シャドウライト社と綿密に協業を進めていきます」
▼シャドウライト 代表 Black（ブラック）氏コメント
「NEOWIZ社は、私たちの開発哲学に共感いただいた心強いパートナーであり、信頼できるグローバルパブリッシャーです。ゲームが、単純な娯楽を超えて文化的コンテンツに成長しているなか、同じビジョンを共有するNEOWIZ社と協業できることは意味深いです」
