『ジージェネエターナル』が『ポケポケ』との激戦制す　25年5月31日～6月6日のGoogle Play売上ランキング振り返り

25年5月31日～6月6日のGoogle Play売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、首位争いから見ていきたい。『モンスターストライク』と『Pokémon TCG Pocket(ポケポケ)』が1日ずつ首位を獲得した後、『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』が首位の座を奪うとそのままポジションをキープして1週間を終えた。『Fate/Grand Order(FGO)』が急上昇しており、次週の首位争いに絡んでくるのか注目される。

平日朝の状況は以下のとおり。

■ 25年6月2日 (月)
■ 25年6月3日 (火)
■ 25年6月4日 (水)
■ 25年6月5日 (木)
■ 25年6月6日 (金)

■ 25年6月2日 (月)

6月2日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、ポケモンとDeNA<2432>、クリーチャーズの『Pokémon TCG Pocket（ポケポケ）』が首位に立った。

『ポケポケ』は、5月29日より、新たなテーマ拡張パック「異次元クライシス」を追加しており、『ポケットモンスター サン・ムーン』『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』に登場した「ウルトラビースト」たちが登場していることなどが売上に大きく寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、バンダイナムコエンターテインメントとアプリボットの『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』が3位に上昇してきた。『ジージェネエターナル』は、5月31日より、新ユニットのUR「ガンダム試作2号機(EX)」/UR「アナベル・ガトー」とUR「シャア専用ザクⅡ(ジ・オリジン版)(EX)」/UR「シャア・アズナブル (ジ・オリジン版)」が登場したピックアップガシャを開催していることなどが今回の順位上昇につながっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、タカラトミー<7867>とDeNA<2432>の『デュエル・マスターズ プレイス』や、コーエーテクモゲームスの『信長の野望 覇道』などがトップ30に復帰した。

■ 25年6月3日 (火)

6月3日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、バンダイナムコエンターテインメントとアプリボットの『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』が首位に立った。

『ジージェネエターナル』は、5月31日より、新イベント「ガンダム0083 スターダストメモリー 第1弾」を開催するとともに、新ユニットのUR「ガンダム試作2号機(EX)」/UR「アナベル・ガトー」とUR「シャア専用ザクⅡ(ジ・オリジン版)(EX)」/UR「シャア・アズナブル (ジ・オリジン版)」が登場したピックアップガシャを実施していることが首位獲得の原動力となったようだ。

出所：Sensor Tower

また、LINEヤフー<4689>とNHN PlayArtの『LINE：ディズニー ツムツム』が前日の39位から17位に浮上してきた。『ツムツム』は、6月1日0時より、「モアナと伝説の海」の新ツム「導く者モアナ」と「コトゥ」の2種類が登場しており、売上を伸ばしているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、C4 Connectの『放置少女 〜百花繚乱の萌姫たち』と、セガとColorful Paletteの『プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク』がトップ30圏内に復帰した。

■ 25年6月4日 (水)

6月4日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、バンダイナムコエンターテインメントとアプリボットの『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』が首位をキープした。

全体に目立った動きが少ない中で、ライトフライヤースタジオとKeyの『ヘブンバーンズレッド』が前日の33位から30位に上昇し、トップ30圏内に復帰した。『ヘブバン』は、5月30日11時より、新スタイルのSS「[夜の香り、薔薇の調べ] 柳美音」とSS「[悪を討つヒロイックアクション] 松岡チロル」がピックアップ対象となったピックアッププラチナガチャを開催しており、売上を伸ばしているようだ。

出所：Sensor Tower

また、有料ランキングに目を移してみると、任天堂<7974>の『どうぶつの森 ポケットキャンプ コンプリート』が首位に立っている。本作は、サービスを終了した『どうぶつの森 ポケットキャンプ』からのデータ引継ぎの最終期限を6月2日15時に迎えたため、その直前の情報周知で駆け込みでデータを引き継いだユーザーが購入する動きがあったものと思われる。

■ 25年6月5日 (木)

6月5日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、上位30タイトルの順位に動きがなく、バンダイナムコエンターテインメントとアプリボットの『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』の首位が続いた。

無料ランキングに目を移してみると、Joy Nice Gamesが5月30日にリリースした新作『聖霊伝説：最強への道』が首位に立っている。『聖霊伝説：最強への道』は、3D幻想世界を旅する放置系ファンタジーRPG。狩野英孝さんをPR大使に起用するなど積極的なマーケティング施策を展開していることが功を奏しているようだ。

Joy Nice Gamesは、『キノコ伝説：勇者と魔法のランプ』でセールスランキングでも成功を収めた実績があるだけに、本作も同様のヒットタイトルとなってくるのかどうか、今後の動向が注目される。

■ 25年6月6日 (金)

6月6日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、バンダイナムコエンターテインメントとアプリボットの『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』が首位をキープした。

トップ10圏内では、Nianticとポケモンの『ポケモンGO』が前日の13位から8位に上昇してきた。『ポケモンGO』は、世界規模で開催されるイベント「Pokémon GO Fest 2025」を順次開催中で、ゲーム内が大いに活性化する形になっているようだ。

出所：Sensor Tower

また、Yostarの『ブルーアーカイブ』が前日の34位から30位に上昇し、トップ30圏内に復帰した。『ブルーアーカイブ』は、前日6月5日より、復刻イベント「-iveaLIVE!」を開催するとともに、初登場の★3「ナツ(バンド)」などのピックアップ募集を実施しており、ここからさらに上位をうかがう展開となることが予想される。

出所：Sensor Tower

ほか、バンク・オブ・イノベーション<4393>の『メメントモリ』がトップ30に復帰した。