【中国/bilibili(7/4)】『ダンダダン 第2期』初登場で1位に。『怪獣８号 第2期』『地縛少年花子くん２ 後編』はPV公開後に上昇【スパイスマート調査】

7月4日時点bilibiliアニメランキングでは『ダンダダン 第2期』が1位を獲得した。先週に第1話の配信がスタートし、約1週間で視聴回数が90万回増加。累計視聴回数は250万回を突破した。第2期については、まだ評価数が少ないためか評価スコアは非表示になっているが、「安定感がある」「戦闘シーンを早く見たい」などのポジティブなコメントが目立つ。

本作の関連する動きとして、アニメ第2期配信に先立って公開された劇場版『ダンダダン：邪視』も好調な滑り出しを見せている。7月4日時点の調査では中国での興行収入（※）が2700万人民元（約5.4億円）に到達。アニメでは『名探偵コナン』『ドラえもん』など幅広い年齢層向けの大型作品が肩を並べる時期にあってランキング15位に食い込んでおり、今後の上映期間によっては1億人民元を超える可能性もあると見られる。
（※）中国最大級の映画チケット販売サービス「猫眼」より。リアルタイムでのチケット販売実績≒興行収入としてて示される仕組みで、中国本土での作品の注目度を測る指標の1つとされる

『クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-』は先週の20位から一気に急上昇し2位に浮上。こちらも1話が配信されたばかりのタイミングで、「正統派な西洋ファンタジー」といった評価がレビューサイトなどで見られている。

一方で、本編配信に先立ってPVが公開されたことがランキング変動に影響を与えたと見られる作品もある。『怪獣８号 第2期』は先週から3つ順位を上げて7位に浮上。先行PVに続いて公式PVが配信されたことで80万回ほど視聴回数が増えた。
同様に『地縛少年花子くん２ 後編』も7月頭にPVが公開された。「シーズン1より良いかも」といった声が寄せられており、期待値が高まっている印象がうかがえる。

※順位・・・bilibiliが独自に集計したプラットフォーム上の総視聴数、コメント(弾幕)数、フォロワー数、ユーザー評価などを総合的な表した指標。視聴者人数が少ない場合の総合評価は表示されないため「未評価」と記載
※bilibili動画アニメランキングから実写作品を除外して表示。そのため実際のbilibili順位数字とは異なる場合がある
※青文字タイトルは2025年夏アニメ

青文字タイトルは2025年夏アニメ

bilibili動画は中国の大手動画プラットフォームの1つで、最新の日本アニメの放送権を積極的に取得し、独占配信も多い。またbilibiliにおける総視聴数、ユーザー評価などが独自集計されているランキングは中国市場における日本アニメのトレンドを知る有力な指標となっている。

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©龍幸伸／集英社・ダンダダン製作委員会